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再稼動反対!あじさい行動広がる

 大飯原発再稼動を強行した政府、そして関西電力に対して、首相官邸前をはじめ、全国で抗議の取り組みが続いています。この運動に呼応して原発ゼロ連絡会が呼びかけて始まった「長崎あじさい行動」の昼デモも7月20日で3回目となりました。最初の7月6日は90人、13日は110人、そして20日も100人の参加で盛り上がりました。アクション・ナガサキのメンバーも駆けつけ、行動に広がりも出てきました。

 ながさき平和委員会で作成したメッセージボードやゼッケン、デコレーション傘はこの日も大活躍です。
 参加者もそれぞれ、いろんな工夫を凝らしてデモ行進を盛り上げようと、少しずつ賑やかで、周囲にアピールするようになってきています。歩いていて楽しく感じる、そして周りで見ている人たちにも共感できるようなデモ行進・・・、そういう形が見えてくる取り組みになってきたと思います。

 行進の最後列には、「♪折鶴」や「ヒロシマのある国で」などの音楽を響かせながら、手作りのPAシステムを載せた台車が登場してきました。さらには鳴り物も出てきて、人目を引くようになりました。

 2回目からはシュプレヒコールも「再稼動反対」「原発やめろ」「子どもを守れ」など、短いフレーズに切り替えて、呼応しやすいようにアレンジ。こうすれば行進するみんなで訴えることができます。

 7月16日には東京・代々木公園で「さようなら原発10万人集会」が開かれ、17万人が参加したといいます。連絡会からも15名が参加しています。

 この日、連絡会では全国集会に連帯して長崎市浜の町アーケードで「あじさい行動」を展開しました。この間の全国の脱原発運動の様子のパネル展示や当日の17万人が集まった集会の動画を見せながら、またアコーディオンとギターに合わせて「ふるさと」などを歌いながら署名への協力を呼びかけました。夕方1時間の行動でしたが42人が参加し、署名330筆が寄せられました。

(2012年7月21日)