野田内閣は、国民の反対を押し切って大飯原発を再稼働しました。しかし、国民は諦めていません、6月29日にはツイッターなどで呼びかけ合った市民20万人が、首相官邸と国会議事堂を包囲し「再稼働反対」の声を轟かせました。
原発再稼動反対の行動については、これまでも県労連の呼びかけで消費税増税反対の課題と合わせて、6月15日に昼休みデモ、6月29日に夕方デモが行われ、労働組合や市民団体以外からの一般参加を含む多くの市民の皆さんが参加しました。中には、「ツイッターで知り参加しました」という方もいて、主催者を驚かせています。
原発ゼロ連絡会では、「原発再稼動反対」の意思表示の行動を継続して欲しいとの声に応えて、首相官邸包囲行動に連帯する「ながさき紫陽花行動」を呼びかけ、7月6日に1回目の昼休みデモを行い、90人が参加しました。
連絡会代表委員のひとりの赤島友美さんがアナウンサーをつとめ、「原発がなくても電気は足りています。安全をないがしろにした再稼働は認められません。いのちを脅かす原発ノーの声をあげていきましょう」と呼びかけました。
参加者は平和委員会のパネルの他、野田首相のイラストに×をつけたり、「再稼働やめろ」「子どもをまもれ」などのパネルを掲げて市民にアピールしました。宣伝カーも可愛くデコレーションされ、子連れのお母さんも参加していただくなど、連絡会ならではの広がりを感じさせました。
7月13日にも2回目の昼休みデモ、7月16日(月・祝)には、東京での「7・16 10万人集会に連帯する ながさき紫陽花行動」として、さようなら原発1000万人署名と、7・16集会の屋外録画放映を16時30分から旧大丸前で行う予定です。
(2012年7月7日)