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シール投票で世論が歴然「無条件撤去を」

☆5・15沖縄復帰40年・連帯行動」

 5月15日は沖縄の施政権が日本に返還されて40年目の日でした。日本平和委員会は全国いっせい行動を呼びかけました。

 長崎市では県平和委員会が諸団体に呼びかけて浜の町アーケード・旧大丸前で宣伝行動を展開しました。数年前につくって沖縄の平和大会に何度も持っていった「美(ちゅ)ら海を守れ」の大きなジュゴンのデコレーション、普天間基地の大型写真、一昨年のアンポ月間に作成した安保告発パネルや佐世保基地の写真を展示。これもまた昨年の平和大会に向けて作成したジュゴンやエイサーのお面を付けて、オキナワ一色の中で、普天間基地の無条件撤去を求めるビラを渡しながらシール投票を呼びかけ、多くの市民と対話をしました。

 14人が参加した1時間半の行動結果は、「無条件撤去101」、「米本国へ49」、「沖縄以外の日本に9」、「現状のまま0」でした。素直に考えればどこにも基地はない方がいいというのが人々の思いのようです。今回、「わからない」という選択肢をなくし、その場で考えてもらうようにしたことが功を奏したようです。

 沖縄市出身の大学生も通り掛かり、宣伝行動にありがとうとの声も。韓国の旅行者も無条件撤去にシールを貼っていました。「沖縄以外の日本に」に投票した人の中には「北朝鮮との事があるので基地は必要と思うが、沖縄だけに負わせるのは?」という声もありました。

 参加した会員からは次のような感想が寄せられました。

(2012年5月16日)