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憲法をいかし、人間らしく生きていける社会へ

 5月3日、長崎市民会館前広場で「ながさき9条フェスタ2012」が開催され、参加した約200人は憲法守れの決意を新たにしました。

 舟越耿一さんが主催者あいさつ、「憲法にいじめられてきた憲法は不幸。だが私たちの力で65年間、その憲法を守ってきた」と述べました。飯田彰吾さんが集会アピールを提案。「次回総選挙で憲法『改正』が政治課題となる可能性がある。日本を再び『戦争をする国』にしないよう、9条を守り抜こう」と宣言しました。

 集会の開始直後は厳しい日差しでしたが、その後は一転曇り空となり、比較的歩きやすい中でのパレードとなりました。参加者は、電車通りを賑橋で左折し、観光通り〜浜町アーケード、鉄橋、県警横を通って、大波止に下り、ホテルニュー長崎横交差点で流れ解散しました。

 ながさき平和委員会は、メーデーに引き続いて傘のデコレーションやパネルなどを用意して参加しました。

 5月1日、第83回メーデー長崎県集会が長崎市公会堂前広場で開催されました。

 県労連議長の塩塚二朗さんがあいさつ。「人間らしく働くことができる社会への転換、原発ゼロの社会と再生可能エネルギーへの転換、地域主権改革反対」の3点を挙げ、世界的な変化の基調を、県内でも運動を進め、発展させようと訴えました。

 原発ゼロ連絡会(写真下)、有明訴訟支援する会などがそれぞれのテーマで発言。昨年から自治体訪問など運動を重ねてきた「公共サービス守り隊」がパフォーマンスで舞台のラストを軽妙な芝居仕立てにして笑わせてくれました。

(2012年5月4日)