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米強襲揚陸艦エセックスが交替へ

オスプレイ搭載に対応のボノム・リシャール

 4月9日、米海軍佐世保基地に強襲揚陸艦ボノム・リシャールが入港しました。現在配備されているエセックスと交替となります。1992年の強襲揚陸艦ベローウッド配備で、殴り込み部隊の出撃拠点と化した佐世保。あれから20年、その機能はますます強化されてきました。

 ボノム・リシャールはエセックスよりも6年後に就役した強襲揚陸艦で、昨年、約140億円をかけた近代化修理が施され、垂直離着陸機オスプレイの搭載訓練も行っています。まさに普天間飛行場へのオスプレイ配備と軌を一にした交替です。

 米海軍はいちばん能力のある艦を前方展開する方針のもと、今回の交替となりました。従来どおり、船体交代のみが行なわれ、エセックス乗員は引き続き、ボノム・リシャール乗員として佐世保に残ることになります。

 報道では4月23日に交代式が行われる予定です。


船体交代を行なうボノム・リシャール(左)とエセックス(右)

(2012年4月10日)