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日本平和大会in沖縄に24人の代表団

結団式で大会の意義を再確認

 11月17日、日本平和大会in沖縄の長崎県代表団の結団式が開かれました。今年の代表団は24名、うち19名が参加しました。佐世保原水協理事長の山下千秋さんが「『福島』から『沖縄』へ」をテーマに今年の平和大会の意義を語りました。

 山下さんは、今年の平和大会は3.11後、原発いらないの声が国民の多数派を形成、普天間基地の県内移設を許さないたたかいの前進、野田内閣のTPP参加を許さないたたかいの真っただ中で開かれると述べました。とくにTPPは米国型経済の押し付けであり、その根っこは安保条約の経済条項にあること、またそれは軍事同盟強化の役割も担っていると指摘。そして「もう基地はいらない」この声を全国から集中させることが沖縄で開かれる平和大会の最大の意義だと強調しました。

 一方で、佐世保では陸自による米軍基地警備訓練、九州では陸海空3自衛隊の統合実動訓練が北海道の90式戦車まで持ち込んで激しく行われ、「米軍といっしょに戦争できる訓練」を行っていることが紹介されました。
 最後に山下さんは、沖縄のたたかいに貢献し、諸悪の根源にある安保なくせの世論を広げようと訴えました。

 参加者からは「沖縄の現状をぜひ見てみたい」「沖縄で感じたことをこれからの活動に生かしたい」「佐世保の基地と沖縄の基地の関係、沖縄・全国の運動の経験なども学んで、地元の運動の前進につなげたい」「安保をなくすために何をしたらいいか、沖縄のたたかいから学んでいきたい。それが佐世保基地をなくす運動の一助になれたらいい」など決意が語られました。

(2011年11月18日)