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福岡原発集会に1万5千人!

 11月13日、福岡市舞鶴公園で「さよなら原発!福岡集会」が開かれ、九州各県から1万5千人が集いました。長崎県からも「原発ゼロをめざす長崎の会・準備会」がマイクロバス5台を出すなど、県下から200人以上が参加しました。

 ステージでは集会の代表呼びかけ人が次々とスピーチを行ないました。「それぞれ思いをもって集まっている風景がこれほど素晴らしいものだとは知らなかった。この光景を携帯をはじめ、いろいろな方法で伝えましょう」(出水薫)、「私たちは多くを福島原発事故で失いました。福島の悲劇が原発のないアジア、世界をつくる幕開けとなるよう、これからも繋がり続けてください」(うのさえこ)、「原発と基地は民主主義の対極にあります。核関連のヒバクシャを二度とこれ以上生んではなりません」(木村朗)、「いま私たちは子どもたちのために何ができるか問われています。原発を止めるため、多くの人に思いが伝わるよう声を上げていきましょう」(佐竹敏明)

 集会では「「二度とふたたび悲惨な原発事故の悲劇を繰り返してはなりません。全ての原発の廃炉を求めます」との集会宣言を採択。参加者は、サウンドデモを先頭に、「原発いらない/電気は足りてる/金より命/世界を変えよう」と唱和しながら天神までパレードしました。平和委員会のパネルやデコレーションが大活躍でした。

 帰りのバスの中では「若い人たちが原発いらないと訴える姿を見て自分が若い頃に戻ったような気がして元気になった」「細々とした人々でもたくさん集まれば力になるんだと実感した」「国民的な大運動を起こせば何かが変わるような気がする」「今日が出発点。それぞれのところで原発ゼロの世論を広げよう」「やはり市民が参加できるような運動・集会にしていかなければいけない。長崎でも実現させたい」など感想や決意が寄せられました。

(2011年11月14日)