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米海軍佐世保基地に新放送施設完成


米軍に提供となった新放送施設(中央)

 4月2日、地位協定の下で設置されている日米合同委員会は施設整備費(「思いやり予算」)で完成した佐世保基地の「放送施設」を米側に提供することを承認しました。
 「放送施設」は基地内外の米兵および家族向けにテレビ・ラジオ番組を流すもので、既存の施設の老朽に伴い、移転新築されました。建物延面積1,308m2で現在の2・6倍の広さ。建設工事費用は約4億3千万円(設計費用は別)。

 また日米合同委員会は09年度の米軍施設の整備項目として下記の10施設を承認しました。その中にはドラゴンハイツ地区の低層家族住宅3棟計20戸の改築と針尾住宅地区の新家族住宅の設計が含まれています。

  1. 三沢飛行場における家族住宅の敷地造成
  2. 硫黄島通信所における送油、航空機用燃料給油施設及び通信施設の改修
  3. 相模総合補給廠における管理棟の設計
  4. 横須賀海軍施設における独身下士官宿舎の調査
  5. 岩国飛行場における訓練施設(消防)の建設
  6. 佐世保海軍施設における家族住宅20戸の改築
  7. 針尾住宅地区における家族住宅の設計
  8. 北部訓練場におけるユーティリティの設計
  9. キャンプ・ハンセンにおける倉庫の調査
  10. 嘉手納飛行場における工場の調査

(2009年4月3日)