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長崎県が4回目の国民保護図上訓練

米海軍佐世保基地が初めて参加

 2月3日、長崎県は4回目となる国民保護図上訓練を県JA会館で実施しました。これまで秋に行なっていましたが、今回は年明けの2月となりました。想定は「佐世保市のイベント会場での爆破テロ」が起きたというもの。今回は、内閣官房と消防庁との初めての共同訓練で、また佐世保での爆破テロを想定したことで米海軍佐世保基地が初めて参加しました。

 佐世保市内のイベント会場で国際テログループによる死傷者100人以上の爆破事件が発生。化学兵器も使われる恐れがあることから、政府が武力攻撃事態法の緊急対処事態と認定し、国民保護法に基づき各機関が連携して住民避難にあたる。米海軍には施設内に住民の避難場所を設置するよう要請。

 訓練には内閣官房、消防庁、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊、自衛隊長崎地方協力本部、第七管区海上保安本部、長崎県、長崎県警察本部、佐世保市、佐世保市消防局、米海軍佐世保基地、日本赤十字社長崎県支部、長崎県バス協会から122人が参加。

(2009年2月4日)