原子力空母レーガン佐世保寄港へ
強まる佐世保の空母準母港化の動き


佐世保に寄港した米原子力空母レーガン(07年2月)

 7月2日付の地元紙は、7月下旬に米原子力空母ロナルド・レーガンが佐世保寄港を計画していることを報道しました。長崎新聞報道では7月28日から5日間程度ということですが、佐世保市への正式な通知はまだありません。

 この夏に横須賀に配備予定の原子力空母ジョージ・ワシントンがあってはならない大火災事故を起こし、その修理のために配備が大幅に遅れるといわれています。その間の任務の代替として西太平洋の警戒監視任務にレーガンが着いた模様です。それならば寄港地は前任のキティーホークの出ていった横須賀でいいはずです。それをあえて佐世保に持ってきたのは空母の準母港にする狙いがあることは明白です。

 ここ3年間の寄港状況はそれを如実に物語っています。

佐世保への米空母の寄港状況
2000年以降
エイブラハム・リンカーン 2002.08.16〜08.19
ジョン・C・ステニス 2004.08.21〜08.25
エイブラハム・リンカーン 2006.05.25〜05.29
キティホーク 2006.11.06〜11.09
ロナルド・レーガン 2007.02.24〜02.28
ニミッツ 2008.02.11〜02.15
ロナルド・レーガン(予定) 2008.07.28〜

(2008年7月2日)