米軍がLCAC乗員らの西海市移駐を打診
LCACの新駐機場の建設が進められている西海市。完成後にはLCACだけでなく、米兵も移駐することになるかもしれません。(西日本新聞による) 6月12日の西海市定例市議会で山下純一郎市長が、LCAC乗員らの西海市居住の打診があったことを報告しました。 もともと新駐機場へは乗員らを佐世保市から船で通勤させるという事でしたが、1ヶ月以上前に、正式ではないが打診があり、「民間のアパートを活用」「地元に住宅を構えたい」という意向だったといいます。希望する移駐人数は明らかになっていません。 現在、崎辺駐機場には7隻のLCACが配備され、補修スタッフを含めて約70人が勤務しているといいます。西海市の新駐機場が完成し、LCAC12隻体制になれば100人を超える可能性もあります。 平瀬の佐世保基地から西海市へは船で30分ほどです。通勤に支障をきたすような時間では決してありません。それでも西海市に住宅を確保しようというのは、不足する米軍住宅をこの機に乗じて少しでも手に入れようという米軍の思惑でしょう。 現在、基地外住宅は治安の上からも大きな問題となっています。地元議員からも懸念の声が出ています。 (2008年6月13日) |
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