「長崎県教育関係者9条の会」結成集会

憲法を守る運動に参加することは『義務である』と、80人が参加

 標記集会が、12月8日(土) 、諫早市勤労福祉会館で開催され公私立の教職員や退職教職員などを中心に約80人が参加しました。

 「長崎県教育関係者九条の会」は、「平和への願いや思いを、多くの国民が主権者としてしっかりと意思表示しないと、再び戦争の道に進んでしまう。お互いの立場や信条はさまざまだが、『9条だけはどうしても守らなければならない』という一点で、手を結びたい」と組織したものです。

 集会では、結成を記念して東森英男さん(全日本教職員組合書記長)が、「憲法をめぐる情勢と全国教職員のたたかい」と題して講演を行い、自民党の「新憲法草案」や「改憲手続法案」など憲法をめぐる動きにふれ、「新しい政治」をつくる運動の中心に憲法をおいてたたかおうと結びました。

 結成総会では、結成に至る経過報告と「申し合わせ事項」と役員候補者の提案を行い、参加者全員の承認を受けました。その後、代表世話人から「当面のとりくみ」の提案があり、参加者からは、「政党・組合の枠を超えて現職はもとより、退職者にも積極的に働きかけたい」「長崎県にこのような組織が結成されることは素晴らしいことです。ぜひ活発な会にしていきましょう」「特に公務員たる教員の場合、憲法を守る運動に参加することは『義務である』とさえ思います(憲法99条)」「入会した人に対して、とりくみの提起や会の活動の様子を伝える方法をしっかり確立することが必要だと思います」「歌声のコンサートなど、楽しいとりくみができたらと思います」「波佐見焼きでネックレスやブローチはできないかしら?」など、活発な意見が交わされました。

(教育9条メールNo.1より)