11月12日、「考えよう 日米同盟と日本の未来 in OKINAWA」をテーマに、ながさき平和委員会の11月例会が開かれました。目前に迫った平和大会に向けた学習会ということで、平和大会の県代表団を含めて、約20人が参加しました。
【圧巻!住民のたたかいのビデオ】
はじめに沖縄県東村の米軍ヘリパッド(離着陸訓練場)建設を体を張って阻止しようとする地元住民のたたかいのビデオを上映しました。
米軍北部訓練場の一部返還に伴って東村高江地区周辺にヘリパッドの移設作業が強行されています。
米軍・日本政府の言いなりの防衛施設庁職員に「米軍は約束を守らない。それが実態だ。われわれは生活がかかっている」「沖縄の62年間の苦しみをわかるか」「体を張って止めようとするのは次の世代に同じ歴史を与えないための任務だ」と詰め寄る住民の姿は心を打ちました。
名護市辺野古に建設が計画されている普天間代替基地には最新鋭のオスプレイが配備となる予定です。ビデオの最後に事故を起こして破壊されるオスプレイの映像も衝撃的です。
【米軍再編の本質は】
平和大会のパンフを使った学習では在日米軍再編の2つのねらいが強調されました。(1)普天間基地の返還や沖縄の負担の軽減を口実に、3兆円もの税金を注ぎ込み、いつでも先制攻撃戦略に即応できる態勢を築くこと。(2)自衛隊を米軍と軍事的に一体化させる−−いずれはイギリス軍のように自衛隊を米軍と一緒に戦争に参加させること。そのためには憲法9条を変える必要があり、ここに改憲の目的があること。
佐世保ではすでに同じ構図で、住民要求を逆手に取った基地強化(新岸壁、新LCAC駐機場、針尾弾薬庫の強化)が多額の税金を投入して進められていることも強調されました。
【参加者の感想から】