米救難艦が退役、任務変更へ 米海軍佐世保基地に配備されている救難艦USSセーフガード(ARS50)が9月に退役することが、米海軍佐世保基地のホームページで報じられています。 救難艦は、海難援助、一時的な艦船修理機能を備え、強襲揚陸部隊の受けた被害を修理して最大限に補完する戦闘兵站支援船です。佐世保には99年6月に配備されました。セーフガードは米海軍が保有する最後の救難艦となっていました。 7月25日、セーフガードに搭載していた弾薬類がすべて降ろされ、退役の準備に入りました。セーフガードは佐世保にとどまり、USNS(非武装艦)セーフガードに任務変更となります。9月26日以降はMSC(軍事海上輸送団)の指揮下に組み込まれます。乗員は基本的に民間人となります。 MSCは、戦時・平時にかかわりなく米軍に必要な物資の海上輸送や、物資の事前集積、補給艦・病院船等の運用、その他、海洋観測・音響観測・ミサイル追尾などの特殊任務陽艦艇を運用するなど、重要な兵站(後方支援)任務を負っています。
|
|||||||||||||||||||||