米中が海軍合同演習 11月19日、中国海軍と合衆国海軍による合同の捜索救難演習SAREXが中国・海南島の沖合で始まりました。両国の軍隊による合同演習はことし9月のカリフォルニア沖に次ぐもので、中国側で演習を行うのはこれが初めてです。演習は両軍の相互理解と協力を深めるのが目的で、合衆国と中国の艦船が合同で民間の船の救助にあたる(search-and-rescue exercise)という想定。 演習には、中国から南海艦隊のミサイル駆逐艦・湛江と補給艦・洞庭湖が参加。合衆国海軍は横須賀配備のイージスミサイル駆逐艦フィッツジェラルドと佐世保配備の揚陸輸送艦ジュノーが参加。ジュノーはエセックス遠征攻撃群としてフィリピンでの2国間演習に参加後、沖縄のホワイトビーチに寄港。エセックスなどと別れた後に11月15日、中国・広東省の湛江(チャンチアン)海軍基地に寄港しました。ジュノーには第31海兵遠征部隊約500人を含む900人が乗船。米海兵隊が中国本土を訪れるのは第二次世界大戦後初めてのことです。 |
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