ながさき市役所九条の会
結成総会開かれる

 7月21日、「ながさき市役所九条の会」の結成総会が開かれ、職員や退職者など約70人が参加しました。

 県九条の会事務局長の前原清隆さんが「憲法改悪の動きと『九条の会』全国交流集会報告」と題して講演を行いました。また県九条の会の共同代表の1人、越中哲也さんが激励に駆けつけました。

 前原さんは6月10日の全国交流集会に参加して、6人の呼びかけ人あいさつ、それぞれが心に残るものだったと語りました。そして特に澤地久枝さんが「みんなが緩やかにつながり、しかし一人一人の九条を守る志は誰にも奪われないという姿勢が大事だ」と述べたことが一番印象に残ったと紹介しました。

 討論では「戦争の根底には差別や人権を無視する考え方があることを忘れてはならない」「前文があってこその九条だ。もっと前文を学習し、その中で大事さを確認しよう」「公務員は憲法遵守義務が課せられている」といった意見も出されました。

 この会は「九条の会」アピールに賛同し、長崎市役所の仕事にたずさわった人なら誰でも会員になることができま、管理職をふくめ多くの職員に入会を呼びかけています。

 総会では「市職員への訴え」と、職員過半数の署名や定期的なニュースの発行、学習会の開催など、当面の取り組みを確認しました。