歴史的な首都圏集会に3万人。大成功に大きな確信
7月9日、「原子力空母の配備阻止!米軍再編『合意』を撤回せよ」を掲げた「7・9首都圏大集会in横須賀」が開かれ、3万人が集まりました。
佐世保から参加した山下千秋さんのホームページからの引用です。
原子力空母反対、米軍再編許すなの首都圏集会に参加。連帯の発言をおこないました。
壇上にあがると、ものすごい人の集まりです。会場に入りきれない人も周辺にぎっしりです。開会を告げるフアンフアーレの音響効果もあり、思わず感動の涙が出てきました。
志位委員長も、「昨年の集会の10倍もあつまった」と感動を率直に述べられ、的確な情勢報告もまた、気合のはいった迫真の訴えをおこないました。
「どこまでアメリカ言いなりなのか」頂点に達した感のある対米追随政治に、矛盾が噴出し、国民の怒りが彼らをおいつめようとしている今の情勢の変化を実感しました。
こんな歴史的な大集会に参加するだけでなく、全国各地からの発言として、沖縄・岩国・北海道の代表とともに佐世保からの発言をおこなう機会を与えられて心から光栄に思いました。あがることはなかったが、二分間の時間厳守と思いを伝えられるか、それだけが気になりました。
私の発言
長崎県佐世保から駆けつけてまいりました。佐世保原水協の山下千秋と申します。
佐世保にも原子力空母の準母港化の計画があります。すでにこの 4年間で3回もの原子力空母の佐世保寄港がおこなわれ、すでにその地ならしが始まっています。
こうした中で、昨年、佐世保の商工会議所は、横須賀がもたもたしているが、それでは佐世保に原子力空母の母港化誘致を行えと打ち出しました。佐世保市長の最大の支持基盤である商工会議所の提唱だけにわたしたちも心配しました。しかし私の質問に対し、佐世保市長はきっぱりと空母母港化に反対しました。
今度はさきの 6月議会で、「市長は母港化は反対だが、リンカーン寄港容認など空母の準母港化には賛成では、スジが通らないではないか」とせまったら、佐世保市長は「母港化にも反対。準母港化にも反対」と明言しました。
横須賀市長が公約に反し原子力空母容認表明した直後の議会答弁でもありましたので、その勇気は評価されてよいと思っています。しかし、その市長の態度を貫きとおさせる世論と運動がわたしたちには求められています。首都圏にも佐世保にも日本のどこにも原子力空母を寄港させないためにともに頑張ろうではありませんか。
山崎さんの怒り、悲しみそして闘う決意を共有
米兵に無残に殴り殺された奥さんの思いを語られた山崎さんの訴えは、3万人参加者全員の胸を打ちました。