「ミサイル防衛」対応イージス艦
長崎港で2隻目の建造始まる


再び第2船台でイージス護衛艦の建造が始まった。

 9月に入って三菱長崎造船所の第2船台で2隻目となる「ミサイル防衛」対応イージス護衛艦の建造が始まりました。同船台では8月24日に1隻目が進水したばかり。

 03年度計画艦の2隻目の建造費は1,389億円(予算ベース)で、このうち米国より購入するイージス・システムが750億円といわれます。06年8月進水、08年3月竣工予定。

 一方、現有のイージス護衛艦4隻のミサイル防衛対応型への改修費用も04〜07年度予算に1隻分ずつ盛り込まれ、07〜10年度まで順次配備となる予定です。その工事は三菱長崎造船所が行なうと見られています。


新旧2隻のイージス艦:艤装工事中の「あたご」(左)と「ちょうかい」