米掃海艦パトリオットが座礁事故
艦長は更迭 船体修理中


SSK第2ドックで修理中のパトリオット

 米海軍佐世保基地に配備されている掃海艦パトリオットが座礁事故を起こしていたことが明らかとなりました。5月7日付の米第7艦隊ホームページは、掃海艦パトリオットの艦長(マイク・リトル少佐)を更迭する人事を発表しました。同艦が韓国沖で座礁する事故を起こしたためとされています。後任にはカート・ハドバーグ中佐が就任。更迭されたリトル少佐は佐世保基地勤務になるということです。

 パトリオットは今年3月19日、韓国南部にある韓国海軍の基地「鎮海」付近で座礁。けが人はいなかったが、船体と船底のソナーなどを損傷しました。事故の発生は日本側には伝えられていなかったようです。

 現在、パトリオットは米軍と自衛隊の共同使用基地であるSSK第2ドックで船体と船底のソナーの修理を行なっています。