平和憲法を守れ!
ながさき9条フェスタに1500人

 5月3日、長崎市公会堂で「ながさき9条フェスタ」が開かれ、約1500人が参加しました。主催は長崎県九条の会や、イラクへの自衛隊派兵に反対する「ワールド・ピース・ナウ・ナガサキ」に参加する団体など47団体で構成する実行委員会。

 女性「九条の会」の呼びかけ人の1人でもある音楽評論家の湯川れい子さんが「私の憲法九条−音楽から見えてくる平和について−」と題して講演を行ないました。湯川さんは自分自身の戦争体験や音楽活動、家族の歩みにもふれて、「人の痛みの分かる人間にしか平和はつくれない、九条を死守する思いを日々の生活の中で広げましょう」と呼びかけました。

 公会堂広場に設けられた野外ステージでは、約20団体が合唱、寸劇、ダンスなどのパフォーマンスで平和への思いをアピールしました。またブースではフェスタに賛同する団体が活動紹介やグッズの販売を行ないました。


寸劇「戦争ほうき隊」

 ながさき平和委員会はA3サイズの写真24枚を作成、「長崎港は佐世保の補完基地」「米軍の戦争に加担する佐世保・大村・長崎」「米世界戦略の拠点−−米海軍佐世保基地」「進む県内自衛隊基地の強化」の4テーマでパネル展示を行ないました。あわせて『04長崎県の軍事基地』や新しいステッカーを普及しました。