27年間で1,221億円
米海軍佐世保基地の施設整備費

 日米地位協定をふみにじって日本政府が在日米軍基地の施設建設に国民の税金の投入を始めてから27年になります。この間、佐世保基地に注ぎ込まれた施設整備は約1221億円になることが分かりました。

 防衛施設庁は05年3月31日、今国会にこの27年間に各施設に注ぎ込んだ金額の一覧表(施設別・項目別提供施設整備一覧)を提出しました。赤嶺政賢衆議院議員(日本共産党)の求めによるもの。この間の整備総数は1万2747件(着工分)で、総金額は1兆9812億円にものぼります。この中で一番金額の多い項目は家族住宅の建設で5392億円、戸数は1万1283戸。

 佐世保基地については以下のとおり。

  • 佐世保海軍施設    102件 409億4000万円
  • 佐世保ドライドック地区  2件   2億1700万円
  • 赤崎貯油所       20件 203億6200万円
  • 佐世保弾薬補給所     1件     6500万円 
  • 庵崎貯油所        5件  64億4200万円
  • 横瀬貯油所        9件 145億2300万円
  • 針尾島弾薬集積所     4件  13億7800万円
  • 立神港区         9件  82億1100万円
  • 針尾住宅地区     550件 299億4300万円
  •   計        702件1220億8400万円

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