佐世保平和委員会などが 重大な事件では情報が正確になるまでには時間を要するもののようです。7月29日になって、原潜ラ・ホーヤの火災事故後の経緯が分かってきました。佐世保市への米軍の通報は5時間半後、佐世保市の公表はそれから7時間以上たっています。消防局への市民の通報からは15時間もたってからの発表です。佐世保市の『原潜事故マニュアル』が活かされているのか、問題です。また原潜が出港後に佐世保市が事故を初めて公表するなど、ひじょうに不透明な部分があります。
7月29日、佐世保平和委員会などは下記の申し入れを佐世保市長に行ないました。後日、文書で回答をするとのことです。 佐世保市長 光武 顕 様 原潜「ボヤ」事件についての申し入れ 2004年7月29日 報道によると、佐世保港赤崎岸壁接岸中の米海軍原子力潜水艦「ラホーヤ」が、昨日(7月28日)、ボヤ事件を引き起こしたとのことです。一歩間違えば大惨事になりかねない事態に、あらためて米原子力潜水艦佐世保寄港がもつこわさを思い知らせるものです。付記すれば、ラホーヤは核攻撃能力認証を受けたとされる米原子力潜水艦10隻のうちのひとつにもなっています。
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