白亜の豪華客船
4月17日、三菱長崎造船所香焼工場で修復・建造作業がおこなわれてきた豪華客船サファイア・プリンセス(旧ダイアモンド・プリンセス)が立神工場向島岸壁へ移動しました。全長290メートル、高さ54メートル、容量11万6千トンの世界最大級の客船です。 2002年10月、向島岸壁で内装工事中に火災を起こし、船体の約4割を焼失しました。その後、もう1隻の姉妹船と名前を入れ替えました。5月末の就航に向けて試運転と内装工事が急ピッチで進められています。 となりの飽の浦岸壁では新日本海・高速カーフェリー「はまなす」が艤装工事中です。全長224.5メートルとこれもかなり大きい船です。 一方、建造・点検・修理のために接岸している護衛艦は一時の6隻から減ったものの4隻にのぼります。建造中の1隻を除いてすべてインド洋へ戦時派遣された戦闘艦です。 大型客船と戦闘艦。三菱長崎造船所の光と影の部分がよく見えます。 サファイア・プリンセスは11万6千トン。一方、「護衛艦さざなみ」は4,650トン。両者の「トン」は全く別物で、前者は容積を表す国際総トン数、後者は重さを表す排水トン。 |
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