米軍基地への立入許可取消の件で 公開質問状を米軍に提出 米軍佐世保基地内に重油汚染土壌が大量に放置されている可能性があるとして、2人の佐世保市議が基地内への立ち入りを申請を行ない、一度は許可されたものの取り消しとなり、外務省を通すようにと指示をうけました。 米軍は許可取り消しの根拠を何ら示すことができません。環境問題ということで例外規定を適用しようとしているようですが、もしそうだとしても、それは許可決定以前に適用すべきであって、決定通知を行った後ににもちだすこと自体が不当です。 米海軍佐世保基地司令官 公開質問状 2004年2月24日 1月20日に、米海軍佐世保基地司令部に対して、汚染土壌調査のために基地内立ち入りを申請したところ、2月19日に、「24日午前11時から約30分程度」立ち入り許可の回答を受けました。ところが翌20日に、手続きのやりなおしを求めるFAXを受け取りました。「立入り直前のキャンセルに対しお詫び申し上げます」とのことでありますが、1996年12月2日の日米合同委員会合意「合衆国の施設及び区域への立ち入り許可手続き」にもとづいて申請をおこない、許可されたものである以上、それですまされるものではありません。ことは日米合同委員会合意という日米とりきめの存在が問われる問題です。よって以下の諸点につき、誠実なご回答を求めるものであります。なお回答は、三月二日までに佐世保市俵町1− 14、山下千秋事務所までに文書で送付していただきますようにお願いいたします。
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