イラクで日本人外交官2人が殺害されるという痛ましい事件が起こりました。イラク戦争開始後、日本人はじめての犠牲者です。心より哀悼の意を表します。テロという蛮行が決して許されないのは当然ですが、自衛隊の派兵はテロをいっそう呼び込み、イラクの再建にも新たな障害をもたらすものです。
12月3日、有事法制に反対する長崎県・市連絡会は卑劣なテロへの抗議と自衛隊の派兵計画の撤回を求めて緊急の昼休みデモを行ないました。
直前の呼びかけにもかかわらず約100名が集まり、長崎市役所前から県庁前までの官庁街を往復し、「これ以上の犠牲者を出すな」、「アメリカの占領支配に加担するな」、「憲法9条を守れ」とシュプレヒコールを繰り返しながら市民にアピールしました。
緊迫した情勢の中、多くのマスコミも駆けつけ、最後まで熱心に取材をしていました。翌日の長崎新聞では1面中央に15センチ角の写真入りで紹介されました。