2003年3月末の県内自衛隊施設の件数は165で前年度よりも4件減りました。しかし土地面積はわずか1,546m2減で、むしろ建物延面積は2,868m2増となっており、着々と強化されていることがわかります。ながさき平和委員会の情報開示請求によって明らかとなったもの。
件数の減少は陸自相浦駐屯地宿舎3件と海自の福江分屯基地の宿舎1件。
土地については陸自相浦駐屯地が6,649m2減。また駐屯地宿舎が3件減の一方で、土地だけは4,152m2増となっている。また海自佐世保史料館の土地が1,820m2増えて倍に。
建物についての主な変化は次のとおり。
○陸自
相浦駐屯地に「西部方面隊普通科連隊」の隊舎等 602m2増
大村駐屯地に整備場や倉庫等の新設 1,469m2増
竹松駐屯に整備場の新設と旧隊舎解体 3,087m2減
○海自
対馬防備隊 252m2増
金山弾薬庫 639m2増
大村航空基地に整備場新設 516m2増
大村方位測定所 31m2減
※数年前から建物は存在しない。今回初めて台帳からも数値削除。
ただし市販の大村市の最新版地図にも名称だけは記載されている。
佐世保地方総監部宿舎 2,754m2増
○空自
海栗島分屯基地 116m2増
福江島分屯基地 240m2減
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