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こんごう型イージス護衛艦

艦番号 艦名 建造所 起工日 進水日 竣工日 配備先
DDG173 こんごう 三菱長崎 90.05.08 91.09.26 93.03.25 佐世保
DDG174 きりしま 三菱長崎 92.04.07 93.08.19 95.03.16 横須賀
DDG175 みょうこう 三菱長崎 93.04.08 94.10.05 96.03.14 舞 鶴
DDG176 ちょうかい 石川島播磨 95.05.29 96.08.27 98.03.20 佐世保

 艦隊防空能力を向上するイージス・システム搭載艦で、レーダーは数百km以上をカバーし、10以上の目標を同時に対処することが可能。最大射程100km以上と飛躍的に能力を向上させた海上自衛隊最大の護衛艦で本格的な指揮管制能力を持つ。対空ミサイル発射機と対潜ロケット・アスロック発射機は、最新の垂直発射方式のMk41MOD2VLS(射程約100km以上)である。
フェーズド・アレー・レーダーを装備。船体は電波、音波、熱線に対するステルス性を考慮した海面に対して切れ込んだV字型。艦首部甲板には127ミリ単装砲、後部甲板は新対潜システムを持つSH-60J対潜ヘリ用発着甲板となっている。4つの護衛隊群に各1隻が配備された。

 弾道ミサイルの追尾・迎撃能力を付加するためにイージスシステムをベースライン4(ちょうかいは5)から7.1に変更し、BMD3.6戦闘システムを付加するとする「特別改造工事」が始まり、2010年までに4隻ともSM-3を搭載することになる。

 基準排水量約7,250t、長さ161m、幅21.0m、深さ12.0m、吃水6.2m
速力30ノット、乗員300人。

【主要武器】
スタンダードSAM/アスロックSUM装置(VLS=前部29セル・後部61セル)一式
54口径127mm装速射砲×1
高性能20mm機関砲(CIWS)×2
対艦ミサイル・ハープーン発射装置一式式
3連装短魚雷発射管×2
イージスシステム一式、電波探知妨害装置一式、対潜情報処理装置一式