このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

桜の名前から ↑

種名または品種、栽培品種名
Cerasus serrulata ‘Sumaura-fugenzo’
スマウラフゲンゾウ
須磨浦普賢象

フゲンゾウの黄色に変化した桜、色以外はフゲンゾウそのもの。
二段咲きの花もまじる。
名の由来となる2本の葉化した雌しべ 開花が進むと赤みがでてくる

<花の色>
 淡黄緑色「3303」
<花弁の枚数>
 30枚〜50枚
<花の形>
 八重咲き 大輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 4月中旬
<特徴・来歴>
 本種は、1990年神戸市須磨浦公園内のフゲンゾウの中から発見された品種です。現在、日本花の会結城農場で栽培されています。フゲンゾウの枝変わりで最初花色は淡黄緑色ですが散り際、赤くなってきます。名の由来は発見場所にちなんだものです。
 現在、須磨浦公園には原木は枯損してありませんが、里帰りをした株が植栽されています。


<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい〜日本の桜〜第1集-P131

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