キン消しトークvol.8


序文
 当初予定だと最終ページですが、まだまだ続くことになったので、いつもの調子でスタートします。
 このあたりで、正義超人を次々と語るというありがちな展開をやってみたいので、今回は王位争奪編の正義超人 をテーマに語っていきます。これまでとは漫画とアニメの色を変えて塗装しています。
 それだけでは足りないので、後半は海外遠征編の超人も語っていきます。他に語るところもなさそうですし。
 お暇な時にでもお楽しみください。
(2010.5.29)


141 キン肉マン
キン肉マン  王位争奪戦の準決勝以降のコスチュームのキン肉マンです。王位編のキン肉マンは この姿のイメージが強いですが、ポーズ的に遊びにくい印象がありますが、この頃は すでに中学生だったので、たまにトントン相撲をしたり、コレクションを並べて眺める 程度になっていたので個人的にはあまり問題はありませんでした。
(2010.5.29)
PART21・復刻PART3 95万パワー


142 アレキサンドリア・ミート
アレキサンドリア・ミート  王位編ではめずらしくリングに上がったミート君。鼻がなく、表情もかなり特殊なのですが、 これがいちばん戦闘モードっぽいです。当時もこれが出てからはずっとレギュラーでした。
 キン肉マンチームは最初はミート君と二人のチームから始まりました。準決勝でウォーズマンに 選手交代するまでは戦闘要員でした。
 復刻版は腕のうしろにコブがあるんですが、当時物にこんなコブあったかなぁ?
(2010.5.29)
PART18・復刻PART6 50万パワー


143 テリーマン
テリーマン  しばらく休んだ分、今日はつっ走っています。キン肉マンチームに途中参加した時の はちまきテリーマン。漫画のカラーで塗装してみたのですが、テリーはアニメでは 毎週のように見ていたし、漫画のカラーにあまり出てなかったのか、妙に違和感があります。
 当時、このキン消しが出た時、ようやくハチマキがあって王位編の新コスチュームという ことで喜びながらミニブックを見ると、やたらとスタイルのカッコいいハチマキテリーが載っています。 なんと、ハチマキテリーは2バージョン同時に出てました。そこで、写真がカッコいいほうのテリーが 出るまで毎日のようにガチャガチャを回しに行き、やっと出たテリーを見ると、肩に星がない!! 超人の誇りを捨てたテリーでした。更に、ユニコーンロビンと体型が合わないし、結局こっちの テリーがレギュラーでした。
(2010.5.29)
PART19・復刻PART3 95万パワー


144 ロビンマスク
ロビンマスク  額にアノアロの杖を装着したユニコーンヘッドのロビンマスク。今回は漫画のカラーリングで 塗装しています。不思議とロビンマスクはどちらの色でも違和感がありません。
 さて、この額のユニコーンヘッドですが、当時物ですら、角というより単なるぷつっとした突起でした。 そこで、角を削り取って、他のキャラが手に持つアノアロの杖などを移植するのが流行っていました。 そして、今回の復刻は更に縮んでいるため、もはや角など無いに等しかったので、以前角折れバッファローマン の膝用にトゲを切り出したバッファローマンのロングホーンを移植してみました。
(2010.5.30)
PART20・復刻PART3 95万パワーor96万パワー


145 ウォーズマン
ウォーズマン  今度はアニメカラーで塗装しています。ウォーズマンスマイルを出しつつ、 べアークローを両手に装備しています。べアークロー二刀流で 100万パワー×2、倍のジャンプで更に×2、3倍の回転で更に×3の1200万パワースクリュードライバーの シーンくらいしか両手には付かないので、当時は片手のべアークローをカッターで削り落したりしたものです。  それにしても、片手べアークローでスマイル無しという、オーソドックスなウォーズマンが全然ラインナップ されないのが不思議です。
 トゲだらけでスマイル無しはありますが…
 それでも、パート4の中では、特にアタリ扱いだったのは確かです。
(2010.5.31)
PART4・復刻PART1 100万パワー


146 ラーメンマン
ラーメンマン  王位編の龍の胴着のラーメンマンです。実際より龍の顔がかなり巨大です。とはいえ、かなりカッコいいし、 技消しの改造くらいしか決定版ラーメンマンがなかったから、これは当時も 大当たり扱いでした。王位編ではこのコスチュームというイメージがあるから後に単行本でこのラーメンマンを 見た時、逆に龍が小さく見えたりもしました。
 ちなみに、「闘将!!拉麺男」では昇龍胴着という名前がついていました。
(2010.6.01)
PART22・復刻PART10 97万パワー


147 ジェロニモ
ジェロニモ  王位編のジェロニモです。これまでになく派手なコスチュームで、塗装が大変でした。 王位編では決勝前にウォーズマンがマンモスマンに闇討ちされ、「ウギャー、キン肉マーン!」の 断末魔と共に倒れたところに颯爽と現れ、代打で試合に出てオメガマンと戦うも、結局負けるという、 何のために派手な衣装で再登場したのか判らなくなってしまった感はあるものの、やはり キン肉マンチームは全員揃えたいので当時もけっこう欲しいアイテムの一つでした。
 ただ、この頃はコンプをめざしてなかったので、当時物は手に入らずじまいでした。
(2010.6.02)
PART29・復刻PART10


148 ザ・サムライ
ザ・サムライ  王位編決勝でキン肉マンチームに加入した助っ人超人。正体はネプチューンマン。 完璧超人の変装は武士道が基本なのでしょうか。ネプチューンキングも武道でしたし。
 これは、パート30で唯一持っていた一体でした。これを当てたガチャガチャのあった商店街の 横に「村井」さんという表札があり、「ご先祖様」を当てた友人に対して、「俺のはザ・村井だ」 という即興ネタを言ったりしていました。
 このキン消しは、足首がくっついているのですが、その時の「ザ・村井」は何気に蹴りを入れさせようとして 足首がちぎれてしまいました…
(2010.6.06)
PART30・復刻PART3 2800万パワー


149 キン肉マンソルジャー
キン肉マンソルジャー  本物のキン肉マンソルジャーを倒して入れ替わったキン肉マンの兄、キン肉アタル。 冷静で的確な判断力を持ち、真・友情パワーを提唱する。
 3対3タッグマッチのチームリーダーのバンダナを腕に巻き、胸に傷がついているので、 明らかに試合中なので、本物のソルジャーでなくアタル確定の消しですが、当時はこれは 持っておらず、普通のソルジャーをアタル、背中ソルジャーを本物にしていました。
(2010.5.07)
PART29・復刻PART3 108万パワー


150 ブロッケンJr
ブロッケンJr  当初予定では今回が最終回のはずでしたが、まだまだ続けます。
 ブロッケンの上着なしバージョンです。アニメの色はあまり好きではないのですが、 漫画の色だとけっこう気に入っていたりします。
 王位編ではソルジャーチームに参加。残虐チームの割に、残虐超人の系列は彼一人です。 しかも、父親が残虐超人なだけで、本人は最初から正義超人っぽかったりします。とはいえ 実際は残虐チームと入れ替わった超人血盟軍なので残虐である必要もないのですが。
(2010.6.08)
PART10・復刻PART1 90万パワー


151 ザ・ニンジャ
ザ・ニンジャ  悪魔騎士のはずが、なぜか正義超人として超人血盟軍に参加。なんとなく顔も別人に なっています。まぁ、顔うつしの術が使えるから問題ないかも。
 超人テーマソングの悪魔騎士としてのザ・ニンジャの曲がけっこう好きだったので、個人的には 正義化は当時ちょっと残念でした。そして、残念といえば、ザ・ニンジャの王位編のバージョンは パート20でも出ており、同時に角無しバッファローマンも出ていて、ちょうど牧師ソルジャー時の メンバーが揃ったと喜んでいたら、ザ・ニンジャはこの消しのように上着を忍術に使って脱ぐし、 バッファローマンもロングホーンを付けるし、試合中はパート20とは違ってしまったことも残念でした。
(2010.6.09)
PART21・復刻PART8 360万パワー


152 アシュラマン
アシュラマン  ザ・ニンジャ特製肩当てを付けた王位編のアシュラマン。このキン消しはシリーズ唯一の可動消しです。 首が回って阿修羅3面すべてを再現できます。写真にマウスを当てると再現できます。
 ただ、残念なのは阿修羅面が似ていない上、並び方も違い、さらに全体的にサイズが一回り大きく、 すぐに首がどこかに行く等、何かと不便なことでした。
 今回は漫画カラーで水色の肌に塗りましたが、そういえば、ファミコンでもアシュラマンは水色でした。 ゲームでの彼は背後からでないと必殺技が出ないせいで、飛び道具のガスを使うブロッケンや、 間合いの広いテリー、突進系のバッファロー&ウォーズたちにいじめられていましたが、 なんとなく腕が多くてお得感があったり、ジャンプで逃げ回る時、 思わず「カーッカッカッカッ」と笑い声を真似したくなることから、皆、ついつい持ちキャラに選んだり したものです。
(2010.6.10)
PART21・復刻PART10 1000万パワー


153 宇野薫vsキン肉マン
宇野薫vsキン肉マン  今日から遠征編です。今日は趣向を変えて本当に番外なネタです。これはキン肉マン生誕30周年企画で、 2009年6月(ちょうどほぼ1年前ですね)にセブンイレブン限定で売られた実在の格闘家、宇野薫選手との コラボ消しです。限定ということで、入荷予定日からずっとセブンイレブンに通って、2日目に見つけた 時に、店に残っていたものを買い占めました。
 技消しでキン肉バスターとチョークスリーパーがあり、ちょうど1対1の引き分けなので、これらで トントン相撲をしてみたら、キン肉マンが勝ちました。
(2010.6.11)
PART-・復刻PART-


154 ジェシー・メイビア
ジェシー・メイビア  ハワイチャンピオンで返し技の名手。ハワイ出身の実在の力士、大関高見山の本名がネーミングの 元ネタでしょうか。なんとなくヘルメットが相撲の髷に似てますし。
 外国人力士の本名ネタといえば、学生時代、机の落書きで「魔法使いサリー」の替え唄で 「相撲使いサリー」というタイトルで大関小錦を讃える歌が書かれてあって思わず吹いてしまった ことがありました。
 キン肉マンと死闘を繰り広げた強敵の割には、出番が少なく、チョイ役でしたが、 初の新規消しが楽しめた上に、後の再販でもダブったパート2だったこともあり、かなり印象に残る1体です。
(2010.6.12)
PART2・復刻PART- 85万パワー


155 シャネルマン
シャネルマン  アメリカで猛威をふるった謎の超人。正体は靴墨で変装したキン肉マン。フランスの有名ブランド ではなく、連載当時に活躍した歌手グループのシャネルズが元ネタです。
 しかし、アニメの時にはシャネルズはラッツ&スターと名前を変えていたこともあってか、 単なるウェイトトレーニングのカロリー消費のためにキン肉マンがラッツ&スターのモノマネを するシーンがあっただけで、シャネルマンの名前は出ずじまいでした。
 その割には、今回復刻前に一度復刻キン消しが出た時にラインナップに入っていたりしましたが…
(2010.6.13)
PART8・復刻PART- 95万パワー


156 チャボ・ケロリ
チャボ・ケロリ  超人協会カリフォルニアチャンピオン。その割にはいきなりスカルボーズに敗れ、 協会の領土を奪われる。このシーンで、サイボーグが「ざ…ざんねん」と泣きながら 全米地図をペタペタと塗りつぶすシーンが仲間内では妙にツボで、図工で絵の具を 塗る時に、「ざ…ざんねん」と言いながら塗るのが流行っていました。
 その他にも、「すごろくじゃないよ、人生ゲームハイ・アンド・ローっていうんだよ」 とか、「ぼくはやだよ…」とか、モノマネのネタになるセリフも多く、結構人気キャラでした。
 チャボ・ゲレロという実在のレスラーを後にプロレス名鑑で見た時につい笑ってしまったのも 明らかにこのキャラが原因です。(笑)
(2010.6.14)
PART8・復刻PART- 51万パワー


157 サイボーグSW-26号
サイボーグSW-26号  キン肉マン遠征時にパイロットとして搭乗していたサイボーグ。上記の「ざ…ざんねん」も 同一の機体かどうかよく判りませんが、このようなサイボーグでした。
 いずれにしても全く試合に関係ない上、ギャラリーでもないのにキン消し化されるのはある意味 すごいですが、タッグ編のアシュラマンと同時発売(しかも先行3種のひとつとして)だったので、 3分の1の確率でアシュラマンが手に入るはずなのに、いきなりコイツが出て、「ざ…ざんねん」 と言ってしまったりしていました。
(2010.6.15)
PART6・復刻PART-


158 シーク星人
シーク星人  超人同盟の会長。各団体の会長の中で珍しくキン消し化されています。シーク星人自体は 宇宙怪獣軍団の中にいましたが、巨大な時は怪獣型だったので、ウルトラマンレオの星人みたいに (小)は怪人で、(大)は怪獣みたいなものかもしれません。ちなみに、子供の頃、レオのツルク星人の 話をみたあと、怖くて眠れませんでした。
 さて、このシーク星人ですが、当時から割とハズレ扱いでした。宇宙野武士編の超人や ミリオンヘル、シシカバブー等、変化球的なラインナップの中でも、おそらくは現役を 引退したオッサンの消しなわけですから。
 シークといえば、小学校の頃はウサギの餌やりの飼育係はシーク星人、 学級壁新聞の広報係はウォーズマン(呼吸音がコーホーだから)と呼ばれていました。
(2010.6.16)
PART3・復刻PART- 30万パワー


159 ダイナマイト・パイパー
ダイナマイト・パイパー  ロビンマスクにタワーブリッジで敗れた超人。出番は本当にそれだけの超人で、復刻キンケシ が出るという話が出た当初、友人と「マイナー系は色々出たけど、ダイナマイト・パイパーって出たっけ?」 という話になったのですが、その時は思い出せなかったのですが、出てました。(笑)
 この消しはアニメ版のもので、漫画版はもう少し角刈りっぽく、レスリングパンツも市松模様だったので、 ほとんど別人です。
 ちなみに、この超人を倒したロビンが自分の手を見ながら、「このつめがあればキン肉マンに負けなかった」 という場面、「詰め」を「爪」だと勘違いし、べアークローのウォーズマンを弟子にしたと思っていました。
(2010.6.17)
PART8・復刻PART- 78万パワー


160 ブラックシャドー
ブラックシャドー  タッグリーグ出場のためにキン骨マンが作り出した怪人。パワーはB・ローデスばり、 残忍さはラーメンマン、技はロビンマスク、頭脳はキン骨マンというふれこみの割には けっこう簡単に倒されていました。
 劇中ではスカルボーズ達にバラバラにされたので、ダブった消しはバラバラの刑に なりそうなのに、あまりバラバラにしたという話を聞きませんでした。意外とバラバラに しづらい首の形や、比較的マイナーなせいで劇中のイメージが無かったからでしょうか。
(2010.6.19)
PART2・復刻PART- 55万パワー


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