空母キティホーク〜Kitty Hawk CV-63
(3)飛行甲板のF-14Aトムキャット
エレーベーターで飛行甲板へ上った後、飛行甲板の艦尾へ向けて撮影。艦載機は、ここに向かって着艦して来るわけですね。
飛行甲板の艦尾から艦首へ向けて撮影した写真。左にF-14Aトムキャットが見えたので、近付いて見ることに。
F-14Aトムキャットは、米海軍厚木基地の航空祭Wingsで見ていたので、特別感激することもありませんでしたが、ジェットブラスト・デフレクターの実物を見たのは初めて。一瞬、木材でできているように見えてしまった。そんなはずはないやね。あと、写真の前方に写っている丸い形のものからアレスティング・ワイヤーが送り出される。
それにしても、このF-14Aトムキャットは、エンジンが入っていないような? なにこれ、展示専用?
アレスティング・ワイヤーが出ている。このワイヤーで飛行甲板に着陸する艦載機を引っ掛けるわけです。一機数十億円もするハイテクな艦載機を、ローテクなワイヤーで捕まえる、そのアンバランスな感じが何とも面白い。
着艦フックを使って艦載機を着艦できない状況になってしまった場合は、飛行甲板に埋め込まれているバリケード・スタンチョンを立て、ナイロン製のバリケードを張って強制的に着艦させます。
なんと、飛行甲板にF-14Aトムキャットが一機だけ? F/A-18Cホーネットなどの艦載機をもう少しズラーっと並べてよ。飛行甲板が寂しすぎるぞ。
艦載機を水蒸気圧の力でブッ飛ばすカタパルトの動作を見たかったな。
2001年は、キティホークを改修している最中だったので、カタパルトの内部を公開してくれました。