BFJ (ブリティッシュジャズ=英国ジャズとほんの少しのニュージーランドジャズ) ホームページ SP5-ORI-03 ドーン・レーベル時代のマイク・クーパー

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[本ページの最終チェック日 : 2023/3/9]



(2017年4月7日アップロード)

ドーン・レーベル時代のマイク・クーパー


本サイトを改めて眺めてみると、コンテンツ #2 はともかくとして、コンテンツ #6 , コンテンツ #7 あたりでマイク・クーパーのアルバムを全く取り上げなかったのは、わが事ながらちょっと意外な気がする。

1970 年代の初めにドーン・レーベルからリリースされた作品は、「注釈の要らないジャズ」ではもちろんないけれど、「ブリティッシュの広義の意味のジャズ」にはわずかながら「かすっている」ような気がするし、それに何より、これらのアルバムには、本サイトの「レギュラーメンバー」がふんだんに参加していることでもあるし。

そうとなれば、レギュラーコンテンツの「ミュージシャンシリーズ」あたりで改めて取り上げればいいのかもしれないが、今のところ手を付ける気にはならない。というのは、この人、 80 年代以降はその音楽性を一気に「各方面」に「先鋭化」させたため、その「内容」の「把握・総括」(大げさに言っています)は一筋縄ではいきそうもなく、それを実行に移すのは今の私にとっては少々荷が重い。

それに、マイコレクションに当たると、再発 CD なども含めると 60 以上ものアイテムがある。特に 2000 年代以降、 80 歳近い年齢になる現在に至るまで、世界をまたにかけて!(ちょっと大げさ)今は無きマイナーレーベルや自主レーベル?から、次々と新作をリリースしており、これらを追いかけるのも容易はことではない。そのメディアも LP から CDR に及ぶ。「コレクションもれ」も少なからずありそうだ。

そこで、今回はとりあえず!?上に書いたドーン・レーベルからリリースされた作品について、 7 インチシングル盤も合わせてショート・コンテンツとして、以下に紹介することにしたい。

この時期のクーパーは、まあ、その音楽性には様々なジャンルの要素を含んではいるらしいものの(その後の「多方面に先鋭化」の萌芽かなー)、トラッド、フォーク系のシンガーソングライター、ギタリストと目されていて、その「ボーカルアルバム」のバックを本サイトおなじみのミュージシャンが務めていたということになる。

多数のジャズミュージシャンの参加については、ドーンのアルバムのすべてをプロデュースしている、かのピーター・イーデンがからんでいるかもしれない。

以下、メディア別、リリース順に紹介する。

( LP )

A. MIKE COOPER - DO I KNOW YOU? (DAWN DNLS 3005) (P1970)
パイ PYE レーベルから前年にメジャーデビューした* クーパーが、プログレ系なども含む多彩なジャンルのアルバムをリリースすることになるパイ傘下の新興レーベル、ドーンからリリースした第 1 作。ベースにハリー・ミラー。
*EX-1. MIKE COOPER - OH REALLY!? (PYE NSPL 18281) (1968, 69)

B. MIKE COOPER - TROUT STEEL (DAWN DNLS 3011) (1970)
第 2 作のバックは、マイク・オズボーン、アラン・スキッドモア、ジェフ・ホーキンス、ジョン・テイラー、ハリー・ミラー、ロイ・バビントン、アラン・ジャクソンとジャズミュージシャン全開となった。マイク・ウエストブルックとノーマ・ウインストンが、録音時に「座って見てた」そうだ。

C. MIKE COOPER - PLACES I KNOW (DAWN DNLS 3026) (P1971)
クレジットに「 WITH THE MACHINE GUN CO. AND MICHAEL GIBBS 」とある第 3 作。「マシンガン・カンパニー」のラインナップは、ジェフ・ホーキンス、アラン・クック、ティム・リチャードソン、レス・カルバート。他に、ノーマ・ウィンストン、ローリー・アレン、ジェフ・クライン、マーティン・フライ、トニー・コー、スタン・シュルツマン、ボブ・バーンズなどのクレジットも。

D. THE MACHINE GUN CO. WITH MIKE COOPER (DAWN DNLS 3031) (1972)
マシンガン・カンパニー名義 (センターレーベルには、「 THE MACHINE GUN COMPANY AND MIKE COOPER 」とあり)となったドーン最終作の第 4 作。前作と同様の 4 人からなるマシンガン・カンパニーの演奏に、クーパーのギターとボーカルがからむセッションアルバム。

( 7 インチ マキシシングル )

7 インチ、33 RPM の「 MAXI SINGLE 」と銘打たれたアイテム。シンプルなデザインながらピクチャースリーブも付いていて、雰囲気としては EP 盤か。

E. MIKE COOPER - YOUR LOVELY WAYS / WATCHING YOU FALL (DAWN DNX 2501) (P1970) ( 7 インチ マキシシングル )
両面とも、パート 1 とパート 2 があり全 4 曲。たぶん、アルバム未収録。のちに全曲 CD 化。バックには、クリス・スペディング、ロイ・バビントン、マイケル(マイク)・パイン、ジョン・マーシャル、フランク・リコッティー、ハリー・ミラー、マイク・オズボーンとジャズ系満載。ディレクターはマイケル・ギブス。
マイコレクションにはジャケ違いの 2 種類がある(スリーブ写真 E-1, 2 )。 E-2 の写真は「ぼんやり」としているが、これもたぶんクーパーのポートレート。それにしても、クーパーの作品のスリーブには、彼の写真がよく出てくるねー。
未見だが国内盤があるそうな ( 日本コロムビア MAX-1002-YD ) 。高価なプライスでセールされてる!
[ 2018年11月5日追記 ]
国内セールサイト† でこの国内盤を見付けた。ただし昨年の記事ですでに 'SOLD OUT' だったけれど(こちらの方はまあまあのお手頃プライスだったので残念)。それはさておき、その日本語曲名にびっくり! A 面〜『君の愛情表現』、 B 面〜『君の挫折状態』(スリーブ表紙には『君の挫折状能』とあるが、「状能」という言葉は聞いたことがない。中国語にはある?ようだが。スリーブの内側ページにはぼんやりとしか分からないが『状態』と書いてありそうなので多分表紙の方が間違い)。感想を言いたいところだけれど、陳腐?の上塗りになりそうなのでやめておく。なお、このサイトには本アイテムのスリーブ( E-2 をベースにしている)や内袋?の写真が載っているので興味のある向きは参照のほどを。
†http://6fb434892b965a2707291db0365bb133.cdnext.stream.ne.jp/product/769515/?sci_refl=1   (2018年11月5日閲覧)
[ 2023年3月9日追記 ]
上記の国内盤をこのほど入手した。ただし、白ラベルの「見本盤」、しかも「ジャケなし」というしろもの。うーん!

F. MIKE COOPER - TOO LATE NOW, THE BALLARD OF FULTON ALLEN / GOOD TIMES (DAWN DNX 2511) (P1971) ( 7 インチ マキシシングル )
こちらには、ハリー・ミラー、アラン・ジャクソン、ドゥドゥ・プクワナ、モンゲジ・フェザ、マイク・オズボーン、スタン・シュルツマン、ジョン・ウォーレン、ゲイリー・ボイル。
「 TOO LATE NOW 」はアイテム A に収録。「 THE BALLARD OF FULTON ALLEN 」はアルバム未収録(のちに CD 化)。「 GOOD TIMES 」は、アイテム B 収録曲の別バージョンでインスト(本バージョンの CD リリースは未確認)。

( 7 インチ シングル )

G. MIKE COOPER - COUNTRY WATER / NIGHT JOURNEY (DAWN DNS 1014) (P1971) ( 7 インチ シングル )
上記アイテム C からのシングルカット。センターレーベル写真は「サンプル盤」のものを載せておく。

H. MIKE COOPER - TIME IN HAND / SCHAABISCH HALL (DAWN DNS 1022) (P1972) ( 7 インチ シングル )
この 2 曲はアルバムに見当たらない。「 TIME IN HAND 」は、 2000年にリリースされたコンピレーション CD に収録。また、 2006 年に上記アイテム C が再 CD 化(国内盤)された際に、ボーナストラックとして 2 曲そろって収録されている。
こちらのセンターレーベル写真は「通常盤」を掲載。ちなみに上記アイテム G ともども「通常盤」、「サンプル盤」の 2 種類のセンターレーベルをともに確認済み。
本シングル盤にはピクチャースリーブのついたフランス盤** がある。
**EX-2. MIKE COOPER - TIME IN HAND / SCHAABISCH HALL (VOGUE PYE 45 PY. 4083) (P1972) ( 7 インチ シングル )

おまけだが。
EX-3. MIKE COOPER - LIFE AND DEATH IN PARADISE (FRESH AIR 6370 500) (P1974)
ドーン・レーベルを離れて、1974年にリリースされた本作にも「おなじみミュージシャン」がクレジットされているので合わせて紹介しておく。ハリー・ミラー、マイク・オズボーン、ルイス・モホロ、アラン・ゴウエン。セルフプロデュース作品。


[スリーブ写真をクリックすると、録音データなどが別ウィンドウで開きます。]

** A. - M.Cooper-Do I Know You ***** B.- M.Cooper-Trout Steel ***** C. - M.Cooper-Place I Know ***** D. - Machine Gun Co.

* E-1.- M.Cooper-Your Lovely Ways *** E-2. - M.Cooper-Your Lovely Ways (ジャケ違い) ***** F. - M.Cooper-Too Late Now ***** G. - M.Cooper-Country Water (プロモ) ***** H. - M.Cooper-Time In Hand

EX-1. - M.Cooper-Oh Really!? ** EX-2. - M.Cooper-Time In Hand (フランス盤) ** EX-3. - M.Cooper-Life And Death in Paradise


(2017年4月)



[ 追補 1. (2019年5月15日アップロード) ]

本コンテンツで紹介したドーンレーベルからリリースされた 4 枚のアルバム(アイテム A〜D )と、それらに先立って「親会社」のパイからリリースされたアルバム(アイテム EX-1 )の計 5 枚を、3 枚組の CD に収録したコンピレーションアルバムが、この 3 月にリリースされたので紹介しておく。ボーナストラックとして、アイテム E の A 面及びアイテム H の 2 曲が合わせて収録されている。ディーラー・プライスは 1 枚ものの CD とほぼ同じ!

AP-1. MIKE COOPER - OH REALLY!? • DO I KNOW YOU? • TROUT STEEL • PLACES I KNOW • THE MACHINE GUN CO. WITH MIKE COOPER + BONUS TRACKS (BGO CD 1371) (P2019) (3CDs)


[スリーブ写真をクリックすると、録音データなどが別ウィンドウで開きます。]

AP-1. - Oh Really?!/Do I Know You?/Trout Steel/Places I Know/The Machine Gun Co.



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