同じニュースを何度も見ない

2013年4月20日

朝、テレビを付けていると同じニュースを何度も見ることになります。NHK総合では、6時半、7時、7時45分と続けてニュースがあるからです。

刻々と変化するような事柄の場合はいいのですが、全く同じ内容だとまたかと思っていまいます。でも、出勤や通学の前にニュースを見る人たちにとっては、必要なことですね。

それは分かっていても、何とかして欲しいと思うことがあります。スポーツニュースです。途中経過であれば期待を持ってみられるのですが、試合が終わっていれば、報道される結果は同じです。

おじさんは熱心なプロ野球ファンではありませんが、広島を応援しています。今年は連敗のスタートでしたが、数日前にはいつの間にか2位になっていました。その程度のおじさんでも、広島が勝った時のニュースは何度見ても気分のいいものです。

これが熱心なファンならどうでしょうか。勝利した夜は気持ちよく眠られるでしょうし、朝のニュースで勝利のシーンを見直すと気持ちよく一日のスタートが切れるのでしょうね。

その反対に、贔屓のチームが負けたときのニュースは見たくないでしょう。それなのに夜のニュースでも見せられて、朝のニュースでも二度三度と見せられると怒ってしまうかもしれませんね。さらに対戦相手が嫌いなチームだったらなおさらで、テレビを壊したくなるかもしれません。

そこで考えるのは賢いテレビのことです。スポーツニュースの方が処理が簡単に思えるので、それを例に提案します。

まずテレビに好きなチームと嫌いなチームを登録します。そうしておけば、テレビが勝手に表示を変えてくれるのです。好きなチームが勝っているときのニュースは、そのまま映します。もし負けていれば風景なり映像とBGMを放送します。もちろんそのシーンが終われば通常の放送に戻します。

嫌いなチームについては、負けた試合はそのまま映しますが、勝っている場合は同じように他の映像に切り替えます。

事前に登録していなくても、放映中に(リモコンのボタンを押す等の)指示をすればそれと同じ内容のニュースについては映像を切り替えるのです。この方法なら通常のニュースについても同じことができるでしょう。

今日はプロ棋士とコンピューターが対戦する、第2回電王戦の最終局が行われました。今年はコンピューターの将棋ソフトが、公式の場で初めてプロ棋士に勝利し、団体戦でもコンピューターの3勝1敗1引き分けです。

おじさんは突拍子もないようなことを思いついて呆れられます。でも今日書いたテレビの機能も、真剣に開発してもらえれば実現可能だと思います。

そんな機能を欲しがる人がいるかどうかは別にしても、ですが。

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