失礼な年賀状

2013年1月20日

今日1月20日は年賀ハガキの抽選日、3等でもいいから当たらないかなと思うのですが、4等の切手シートも当たらない年があったので欲を出してはいけないでしょうね。そうは言いながらも宝くじと同じで「1等が当たったら」という微かな期待はあります。

このような楽しみもありますが、やはり年賀状を見て相手のことを思い浮かべることが楽しいですね。デザインや添え書きによって昔のことを思い出したり、近況を知ったりと、色々なことが浮かんできます。

そんな楽しみな年賀状ですが、失礼だなと感じることがあります。今年は真っ白な年賀状がありました。住所もパソコンで印刷して、添え書きもしない、確認もしないで出しているのでしょう。かなりの枚数を出している人だと思いますが、何か寂しい気がします。

それよりも失礼だなと感じる年賀状があります。もう10年以上続いていますが、毎年同じように感じます。

その年賀状には添え書きがないのです。もちろん添え書きを書いてない人はたくさんいます。でもその年賀状は、添え書きがないことにものすごく違和感を感じるのです。

それは、添え書きの欄があるからです。単に添え書きを書くだけのスペースがあるというのではなく、5行分くらいの罫線が引かれていて、「ここには添え書きを書きますよ」言っているのです。それなのに何も書かれていません。

最初の頃に一度、おじさんの年賀状に対するコメントが書かれていたことがあります。だから、その人にとっては必要な欄なのでしょう。でも受け取る側にとっては「?」と思わされる欄なのです。

添え書き欄のあるものとないものの2種類作ればいいと思いますが、印刷してから書くかどうか決めているのかもしれません。それなら罫線は引かずに、添え書きをしなくても気にならないようなデザインにすれば良いのにと毎年思ってしまいます。

1等なら旅行、2等なら折りたたみ自転車、3等は数が多いから当たってから考える、などと楽しめるのも明日の新聞発表までですが、4等も当たらないなどという失礼なことはしないで下さいね、年賀ハガキさん。

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