ビニール袋のくくり方

2012年12月20日

月に一度はお墓の掃除をするために生家に帰っていることは前に書いたと思います。2年前から帰る楽しみが増えました。秋から2月頃までの間だけですが、「どろめ」が食べられるかもしれないのです。

高知の人はよく知っていますが、ちりめんじゃこの生だと言えば分かりますね。20年ほど漁がなかったのですが、最近また始まったのです。獲れたての、口に刺さりそうな新鮮な「どろめ」が食べられます。

ただし天気や波の状態もあるので、運がよければの話です。先週帰ったときは残念ながら「どろめ」はありませんでした。

その代わりではないですが、親しくしている魚屋で太刀魚をもらって帰りました。刺し身用に開いたのを2匹分と塩焼き用に1匹分です。冷凍の干物を買っていたのでクーラーボックスは一杯です。氷を多めにもらって買い物用の保冷バッグで持って帰りました。

その氷ですが、袋に入れて口をくくるときのくくりかたで扱いやすさが違ってきます。クーラーボックスや買い物バッグに余裕があるときはいいのですが、一杯詰めているときはずいぶんと差が出るのです。

と書いてもよく分かりませんね。下の写真の左のように袋に詰めてきっちりと絞り、その根本でくくると氷は丸まった状態に近くなり形が固定します。これだと箱などに詰めるときに自由がきかず、周囲に隙間ができてしまいます。


若い頃にそんなくくり方をしていて、「それじゃダメだ」と教えられました。上の写真の右側のように袋の先の方でくくるのですね。そうすると袋の中で氷を自由に動かせるので、冷蔵するものを詰めてその上に氷を平に載せることもできるのです。下の写真が平にしたところです。


この方法は氷以外にも役に立ちます。旅行先で洗濯するものをビニール袋に入れていくと、荷物の量は変わってないのに収まらなくなったという経験はありませんか。根本でくくると余計な隙間ができてかさばってしまいます。袋の先の方でくくると、最初にたたんで入れたときと同じように整理できます。

もし根本でくくっていたら一度試して下さい。

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