釣り竿の目的外の活用法

2012年2月10日

家を建てたときに友人から「蜘蛛の巣取りが大変ですよ」と言われました。アパートの時は月に2回ほど業者が外回りの掃除に来ていました。それで蜘蛛の巣も気にならなかったのですが、住み始めると友人の言った通り蜘蛛の巣が何ヶ所もありました。

そのほとんどが軒や樋といった高い位置にあるのです。当然手を伸ばしたくらいでは届きませんし、ほうきでもダメです。でもおじさんは慌てませんでした。高い位置の蜘蛛の巣取りの方法は考えていたからです。

道具を買いに行ったのはホームセンターではなく釣具屋です。おじさんは釣りをしませんが5千円も出せば5mくらいの竿が買えると思っていたからです。

すぐに目に付いたのは4千円くらいの物でした。これならいいかなと思いながらも、一通り店内を見て歩くと何と2千円くらいの竿があるではないですか。長さもちょうどくらいだったのでそれを買いました。

早速試してみると、しっかり屋根まで届きます。しかし蜘蛛の巣が簡単には竿に絡んでくれません。何度か竿を動かしていると取れたのですが、一発で取りたいと思いました。

そこで浮かんだのが竿の先に蜘蛛の巣が絡みやすい物を取り付けることです。ストッキングを巻き付けるか「はたき」のようにすると取りやすいように思います。

次はそれを試そうと思ったのですが、それからはあまり蜘蛛の巣が目立ちません。2年くらいは蜘蛛の巣取りをしなかったので試すのを忘れていました。

去年の暮れに3カ所蜘蛛の巣があったのでまた竿を使ってから思い出しました。今度は竿の先に絡んだ蜘蛛の巣を取り除いているときにです。

最初の時もそうでしたが、絡みつきにくい割には絡みついた糸がなかなか外しにくいのです。それで先に何かを巻き付けておいて、それごと捨てるようにすれば簡単だと思っていたのです。

まだ2回しか試していませんが、釣り竿で蜘蛛の巣を取るのは正解だと思っています。釣り竿自体も安いし、伸縮式なので収納の場所も取りません。おまけに軽いので扱いやすいのです。

同じくらいの値段でタモ網の柄(というのでしょうか)もありました。釣り竿と比べてしなりがないのでこちらの方が使いやすいかもしれません。

釣り竿とタモ網の柄のどちらがいいのか、絡みつきやすくて外しやすい素材と形状はどうか。皆さんも試して教えて下さい。   

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