車にしめ飾りを付ける理由

2012年1月20日

車のフロントグリルにしめ飾りを付ける車が少なくなったと前回書きましたが、少なくなったどころではないと感じました。

8日に所用で県外に出かけたのですが、高速道路のサービスエリアでもホテルの駐車場でも、しめ飾りを付けている車は1台もありませんでした。ほとんど高速道路を走ったので対向車を見ることが少なかったせいもあるでしょうが、それまでに一般道を走っていても、散歩をしていても1台も見かけなかったのです。

11日に散歩をしていて1台だけ見かけました。どんど焼きも過ぎたので今年見かけたのはこの1台だけです。去年も少ないとは思いましたが1台だけということはありませんでした。今年は外に出ない日もあったのでそのせいかもしれませんが、それでも少なくなったものです。

確か以前は、タクシーやバスなどの営業車もしめ飾りを付けていたと思います。もちろん個人の車にも当然のように付いていました。中には夏頃まで付けている車もあったくらいです。

営業者などは経費削減なども理由でしょうか。それとも車は単なる移動の手段だからしめ飾りを付ける必要などないという考えからでしょうか。付ける人が少なくなると付けている車が目立ってしまいます。それが嫌で付けなくなる人もいるでしょうね。

おじさんも車は移動の手段だと思っていますし、お宝のような財産だとは思っていません。それでもしめ飾りは付けています。自分なりの思いがあるからです。

一つは新年を迎えるというけじめのような気持ちからです。そしてもう一つは交通安全の願いです。交通安全の願いと言っても、決して神頼みだけのためではありません。交通安全を願うことで安全運転への気持ちを新たにすることにもつながっていると思っています。

そうは思いながらも、どこに行っても付けているのは自分だけというのは勇気も要りますし寂しいものです。

おじさんは来年も付けますので、皆さんも付けませんか。

フロントグリルにバランスよくきちんと付けるのは結構手間な面もありますが、その手間をかけることで車を大事にしよう、無茶な運転はせずに丁寧に乗ろうという気持ちにもなるでしょう。

職場でもいいですし隣近所でもいいので一緒に付けようと誘うのです。仲間がいれば付けやすくなります。そして安全運転を確認し合いましょう。   

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