4月からの高速道路料金が決まりましたね。普通車は毎日上限2000円、軽は1000円で、ETC搭載車やエコカーはさらに優遇されるとのことですが、財源のことも含めていろいろと問題がありそうです。
その料金のことはひとまず置いておいて、いつ頃からだったかETCレーンの開閉バーの開くタイミングが遅くなっています。ETCレーンを通り抜ける時に速度を落とさない車のための対策ですが、ルールを守らない人がいてそのために支障があれば仕方のないことだと思います。
ETCレーンを通る時は時速20km以下に減速して徐行となっているはずですが、それを守らずに速度を出したまま通行する車が、トラブルのために停止している車に追突するという事故が起きているようです。
料金ゲートを停止せずに通過できるのがETCのメリットの一つですが、ETCカードの挿入ミスなどで開閉バーが開かずに停止してしまうことはあり得ることです。そこに速度を落とさないまま通り抜けようとする車が止まりきれずに追突するようなのです。それで開閉のタイミングを遅らせて自然と速度を落とすようにしているのだそうですが、それでも充分に速度を落とさない車はいるのではないでしょうか。
ETCカードは常に入れっぱなしなのでそんなミスは絶対にしないと思っている人がいたとしても、前の車がミスをして停止すれば自分も停止しなければなりません。また挿入ミスでなくても機械のトラブルで開閉バーが開かないことがあるかもしれません。そこで一つの方法を思いつきました。
話は最初に戻りますが、高速道路の料金は変えずに通常料金のままにします。ただし条件を完全にクリアすれば割引が適用されるようにするのです。ここでは4月からの毎日上限2000円で説明します。
もうおわかりだと思いますが、入り口のETCゲートをきちんと減速して通過すれば通常料金の半額とします。降り口でも減速して通れば上限2000円が適用されるようにするのです。
そして割引にならなかったら、その時点ではっきりと速度超過を知らせます。もし入り口で割り引きにZならなくても降り口で減速すれば半額にはなると思わせることで減速の意識付けを行うのが狙いです。ルールを守らない人に罰則を与えるのではなく、きちんとルールを守った人にはご褒美があるという方法です。
2009年度の給食の滞納額が26億円に上るそうです。「保護者の経済的な問題」が43.7%ですが、「保護者としての責任感や規範意識の問題」は、53.4%だそうです(「給食費滞納、公立小中学校の過半数で 総額推計26億円」 asahi.com 2010年12月1日3時3分)。
生活に余裕があるにもかかわらず払わない人については子ども手当から給食費を差し引くという方法もありますが、一度支給するようにしてから差し引くよりも、きちんと給食費を払っている人だけに子ども手当のご褒美があるというのが良いと思いますがどうでしょうか。
もちろん経済的な理由で払えない家庭への対応はきちんとすることが前提ですが。