使いやすさを求めて

2011年1月20日

1月1日に紹介したソフト「はりの助」を1月7日から「閃き工房 時遊人(ひらめきこうぼう じゆうびと)というおじさんのもう一つのホームページで公開しています。

そして登録を申請していたベクター(ソフト登録数国内最大規模のオンラインソフトウェア流通サイト)の審査が終了し、昨日からベクターのサイトでも公開されました。

これまでにもコンクールの審査結果を集計するソフトや受け付けた文書を管理するソフト、学校の時間割を管理するソフトなどを作りましたが、どれも特定の分野のためのソフトで、また誰にでもわかりやすいようには作っていなかったので、ごく一部の人にしか使われていません。

その他にも仕事を楽に処理するためのソフトは結構作ってきましたが、他の人に使ってもらうためには汎用性を持たせなくてはなりませんし、使う人が何をどのようにしたいのかを指示できる仕組みが必要になります。そのためには実際の処理(何をどのように)をする部分を作るよりもずっと手間がかかるので、自分専用にしていました。

でもせっかく作ったソフトが誰にも使われないのはもったいないと、ずっと思っていました。それで以前から構想を持っていたソフトを、少しでも多くの人に使ってもらえるよう、また誰にでも使いやすいようにと心がけて作ったのです。

2年ほど前から作り始めて去年の3月頃にはデビューの予定だったのですが、色々な機能を追加していったために完成予定が9月になり10月になりと、どんどん延びていきました。 11月には一応完成したのですが、想定外の使い方で文字が用紙からはみ出したり、極端な角度を指定して矢印がおかしな形になったり、ということがないように細かい点を修正していて今年になってしまったのです。

おじさんは四半世紀以上前にパソコンを購入しマニュアルを片手に独学でプログラミングも学習したのですが、より深いことを学びたくて5年ほど前に1年間だけ指導を受けたことがあります。インターネットを使っての家庭教師という方法だったのですが、とても丁寧に、またとても良心的な月謝で教えてもらいました。

その方に今回作ったソフトを試してもらったところ
 「試用させていただきましたが、とても細かいところまでちゃんと作られていると思いました。
 こういうソフトは手を抜いてしまいがちですが、そういう所がまったくなく、良くできていると思いました。」

との感想をいただきました。

誰にでも使いやすいことを意識して細かい点にまで気を配ったこことが評価されたのです。

まだまだ機能の追加も予定しているので、使いやすいと気が付かれなくても、使いにくいと思われないように、使った人の意見も聞きながら細かい点でも改良を続けていくつもりです。

その前に少しでも多くの人に使ってもらえることを考えないと意見ももらえませんね。

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