終の住処(ついのすみか)

2009年5月31日

突然ですが、引越をしました。部屋の中に積まれた段ボール箱はやっと片付きましたが、本棚は何の整理もせずに段ボール箱から移しただけですし、パソコンの周りにはまだ接続していない周辺機器のコードが散らばっています。早く片付けてしまいたいのですが、今日は片付けを中断して「つぶやき」の更新です。

今まで住んでいたアパートはとても静かで日当たりも良く、駐車場も広々としているし、スーパーや本屋なども近くにある上に、街までも歩いて50分くらいととても気に入っていました。

それなのにどうしてと思われるでしょうが、実は家を建てました。引越が終わるまでは、家族以外は親戚にも誰にも家を建てることは言いませんでした。これからも積極的に知らせるつもりはありません。だから挨拶状も出さずに、来年の年賀状で住所変更だけを知らせるつもりです。

それなのにどうしてここに書いているのか、ということになりますが、「家を建てる」ことについて書きたいことがあるからです。「建ぺい率」や「容積率」などの言葉も知らない、全くの「ゼロからのスタート」で知ったことや思ったことなど、書きたいことが色々あります。ただ、実行力のないおじさんのことですからすぐには書かないだろうと思います。

そうは言いながらも、まずはどうして家を建てようと思ったかについてです。おばさんはずいぶん前から家を建てようと言っていました。でも勤めている時は異動もあるのでおじさんはまだ先のことだと思っていました。

仕事を辞めることをほぼ確定した頃に、家賃のことをおばさんから言われて計算してみると、家を建てるほうが得だということが現実問題として感じられたのです。勤めている時には住居手当があったのですが、辞めてしまうと無くなります。だから家賃がまるまるの出費となることに気がついたのです。

借家と持ち家はどちらが得かについてはこれまでも目にしたことがありますが、費用だけでなく使い勝手が違うことにも気がつきました。今までのアパートでは、絵を飾ろうと思っても壁に釘を打つことすらできません。これからはしたい放題です。

そのような、家を建ててからの工夫も含めて書いていきます。土地選びから設計、施工に関しての思いが書ければと思っています。先に書いたように、気持ちはあっても実行力がありませんので、いつになるか分かりませんが気長にお待ちください。

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