ひと手間の効果

2008年2月10日

つい最近新年を迎えたと思っていたら、もう2月。皆さんはお正月にはおせちを召し上がりましたか? おばさんが初めて自分でおせちを作ったのは、結婚して5年目。おじさんの仕事の都合で帰省できなかった時です。それまでは、それぞれの実家で母手作りのおせちを食べていました。

今は、年末・年始をおじさんの実家で過ごし、2日の午前中に高知へ帰ってくるので、ちゃんとしたおせちを作るのはそれからになります。その日は、結婚祝いにいただいたお重に盛りつけて、着物を着て二人だけのお正月をします。毎年作っていても、いつも同じ味を出すのは難しいもので、「今年の○○はちょっと味が濃くなったね」などと、感想を述べながら食します。そんな中、今年の数の子と田作りはひと手間かけたせいでしょうか、おじさんに褒めてもらいました。

まず、数の子の塩抜きは、うまみが抜けないように米の研ぎ汁を使いました。つけ汁に使う削り節もから煎りすると、臭みが取れて、うまみがしみこみます。食べてみると、最初は少し薄い感じがするのですが、とても上品な味になっていることに気がつきます。

次に、田作りのごまめは、ペティナイフで一匹一匹内臓の部分だけを取り除いてから調理をしました。今までは「田作りはちょっと苦いもの」と思っていたのですが、その概念が変わりました(この二品の作り方は「きょうの料理平成19年12月号」を参考にしました)

毎日料理を作っていると、すべてのことに手間をかけるのが面倒くさくなり、つい省略してしまうこともあるのですが、下ごしらえをきちんとすると味が確実に数段良くなるんですね。改めて実感しました。「基本の基」がまだまだだと相変わらずおじさんからのダメダシを受けているおばさん。今年は手間を惜しまない主婦になろうと決意を新たにしたのでした。そしていつか、今作っているおせちが「わが家のおせち」と自信を持って言えるようにしたいと思います。

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