バスのカーテンを2段に

2007年12月20日

先日初めて大阪までの高速バスに乗りました。朝7時過ぎに出発で所要時間5時間です。大阪までは何度か運転して行ったことがありますが、バスだとセダンタイプと違い高い位置から外が見えるし、運転しないのでゆっくり景色を楽しみながら行けると思っていました。

ところが、出発してすぐに気が付いたのですが座席が右側なのです。高知を朝出て大阪に向かうと右側の席はほとんど東か南を向いているのです。

そうです。太陽がまぶしくて暑いのです。その日は土曜日だったからでしょうか、満席で席を移動することができず、結局カーテンをずっと閉めたままでした。

帰りの切符を見てみると今度は左側の席です。午後に出発の便でしたが帰りは進行方向が逆になるので今度も太陽がよく当たる側なのです。それで大阪に着くとすぐにバスセンターで変更をしてもらいました。

おかげで帰りはあまり太陽が気になりませんでした。と、言いたいのですが四国に渡ってから反対側からの日がしっかりとこちらまで入ってくるのです。そちらの座席は誰も座っていなかったので、自分で閉めに行ったのですが、もしその座席に座っている人がいて「私は景色を見たいから閉めたくない」などと言われたら問題発生ですよね。

最近の観光バスなどは窓が大きくなり、おまけに窓自体も上に長くなっているので、太陽がかなり上にあっても光が差し込んできます。観光バスは外の景色を眺めることもバス旅行の楽しみの一つだと思うのですが、天気の良い日は日差しとの戦いになってしまいます。

昔のバスや汽車の日除けは、上から下ろしてきて両側のツメのようなものに引っかけて留めるようになっていました。上から下ろすタイプだと、途中で留めれば太陽の光を遮りながら外の景色も見ることができます。でも、窓が大きくなり縦にも長くなると上から下ろすのは無理があるのでしょうか。

そこで一つの解決方法として、カーテンを上下に分ける方法を考えました。これだと上のカーテンでかなりの時間帯太陽の光を遮ることが出来ると思います。下のカーテンを開けていれば景色を眺めることも出来ます。朝夕の太陽が下にある時は下のカーテンも閉めればいいのです。

そのためには下のカーテン用のレールを窓に付けなければなりませんがそれくらいは何とかなるでしょう。カーテンを2段にするよりもっと良い方法があるかもしれません。とにかく簡単に日除けができて景色も楽しめればいいのです。

バス会社が検討してくれないでしょうかね。

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