信号待ちで一休み

2006年6月19日

2年ほど前から飲み会に行くときは歩いていくようになりました。最初の頃はバスも利用していたのですが、バス停まで10分近く歩いて、そこでまた待たなければなりません。それならと思って歩いてみると意外と楽だったのです。高知市の中心街まで50分もかからないくらいです。

おじさんは「いられ」(土佐弁です。「せっかち」とか「落ち着きがない」などの意味で使われることが多いと思います)なので、信号待ちをしなくてもいいように、ジグザグのコースを選んでいました。例えば左側を歩いているときに正面の信号が赤になると、右折して右側に渡り、信号が変わってから左折するとほとんど信号待ちをしなくてもいいという訳です。当然信号の長さによって最初に右折したまま直進し、適当なところで左折するというように考えて歩きます。

でも、年を取ってくると早足で歩くと結構疲れてきます。普段から早足で歩いているのですが、最初の頃は早く着くのが嬉しくて余計早足になっていたかもしれません。そこで信号待ちを利用して休憩するようにしました。「信号で待たされている」のではなく、「一休みしている」と思えるようになったのです。これで体も結構楽になるし、気持がとても楽になったのです。

それからは無理してジグザグのコースを取らなくなりました。寒いときは日の当たる側を、夏の日差しがきついときは日陰になる側をという具合にです。また、朝の通学時などは自転車があまり走らない側を選ぶこともあります。

これからは暑くなるので、汗をかかないようにゆっくり歩くようにもしています。もちろん、時間に遅れるのは絶対にダメなことなので時間には余裕を持って家を出ています。

ふところには余裕がないので、気持だけでも余裕を持ちたいということですね。

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