プジョーに買い換えました

2006年5月31日

先月、プジョーを買いました。それまでの国産が長く使ってガタがきたので、しばらく悩んでプジョーにしたのです。サイズはそれまでの国産と比べてほんの少し大きくなっただけなのですが、値段は何と、約4倍もしたのです。

今回買ったプジョーの少しレトロな型をおばさんが最初に見つけて、おじさんがそれにしたらと言ったところから買い換えの話が始まりました。でも、おばさんは約4倍という値段になかなか踏み切れなかったようです。

やっと思い切って注文したのですが、その型が入るかどうか分からないとのことでした。でも、2週間くらいしてから入ったとの連絡がありました。それから5日くらいたってプジョーが我が家にやってきたのです。

早速試してみたのですが、とてもいいのです。さすが、定価で13,860円だけのことはあります。とにかく軽いのです。回すのに全然力が要りません。それまでに使っていたのは回すのも重くて、しっかり押さえていないとうまく回ってくれない上に、時々引っかかるのです。でもプジョーはそんなことは全くありません。本当に気持ちよく挽けるのです。

粉の状態で保存するよりは、豆で保存した方がいいとは思っていました。でも、手でエッチラオッチラ回すより電動ミルでガーッと引いた方がよっぽど早くて楽だと、昔は思っていました。でも、今は違います。コーヒーの楽しみはコーヒーを淹れるところから始まるのだと思うようになったからです。

今日はどれを飲もうかと豆を選びミルに入れる。もうすでにコーヒー豆のいい香りが漂ってきます。あ、その前にコーヒーカップを選ぶ楽しさもあるでしょう。そしてミルをゆっくりと回す。無心にミルを回しながら挽きたての豆の香りを楽しむのです。

挽き上がったコーヒー豆をドリッパーに移しお湯を注ぐ、また違う香りが楽しめます(でも、ほとんどおばさんがやってくれるので、おじさんはたまにミルを回すだけですが)。プジョーはコーヒーを楽しむ一連の流れを、決して邪魔せずに、手助けしてくれるのです。いいえ、コーヒー豆を挽くという新たな楽しみを与えてくれたと言ってもいいでしょう。

プジョーと言えば車しか浮かばなかったのですが、コーヒーミルのメーカーだったのですね。おじさんもおばさんもブランド志向はないのですが、道具にはこだわりたいなと、今回改めて思いました。

← 前    目次    TOP    次 →