FAX番号の記載方法を考えて

2006年5月20日

今年度になって同じ学校の事務さんから、「○○にFAXしましたか。FAX番号じゃなくて電話番号にかけていましたよ。」と言われたことが続けて2度ほどありました。ドジですよね。でも、おじさんは一言言いたいのです。ドジなおじさんがよく確かめなかったのも悪いけども、FAX番号の記載方法にも問題があると。

最近は提出書類もFAXで送信することが多くなりました。その場合のFAX番号の記載方法にいくつかのパターンがあります。

一つは「FAXで送信可」などの文字の近くにFAX番号だけを書いてある。あるいは関係の書類にはFAX番号だけしか書いていないものです。これだとあまり間違えることはないと思います。

よくあるのが、FAX番号と電話番号を並べて書いてあるパターンです。この中におじさんが間違ったような書き方があるのです。「FAXで」と書かれているとその近くにある番号がFAX番号だと思うのです。だからその次に目に留まる番号をプッシュするのですが、それが電話番号だったのです。並べて書く場合にはほとんどが電話番号を先に書いているようですが、「FAX〜〜」と書かれていると、その次にあるのはFAX番号だと思うのはおじさんだけなのでしょうか。

そこでお願いです。電話をする必要もあるかもしれませんから電話番号も記載されているのは親切だと思います。でも、FAXでの送信を前提とした文書の場合にはFAX番号が目立つようにしてください。例えばフォントサイズを大きくするとか、アンダーラインを引く等で強調して欲しいのです。

もう一つ考えて欲しいことがあります。それは記載の場所です。送信用の用紙とは別の文書にもFAX番号が書かれていればいいのですが、送信用の用紙にしか書かれていない場合には、原稿をセットしてプッシュするときにFAX番号が見えないことがあるのです。先日送信したの返信文書は左上隅にFAX番号が記載されていたので、全く見えませんでした(こんな場所に記載しているのは最近ほとんど見かけないのですが)。

そうです、ほとんどのFAX機器では原稿を裏向きにしてセットするので、そのままでは表面は見えません。普通は文書の上部を下にしてセットすると思います。その場合、せめて文書の中央付近であれば、セットしてから文書を手前に折り曲げれば見える可能性があります。

一番いいのは文書の裏側への記載です。原稿をFAXにセットしたときに一番見やすい位置に番号がくるように記載するのです(実際通信販売などではそのような用紙を見かけます)。両面印刷が手間だとすれば、送信用の文書の一番下に、できれば大きな文字で目立つようにFAX番号を記載してもらいたいのです。そうすればFAXにセットしても、手前に折り曲げればはっきりとFAX番号が見えるので、それを見ながらプッシュできるのです。

こんなことを考えるのはおじさんだけでしょうか。

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