交差点の壁

2006年4月28日

この前、道路の右側の歩道を歩いていて横断歩道を渡っているときのことです。つまり交差点を左手にして横断歩道を渡るという状況です。横断歩道の半分を過ぎたところで左側から急に車が現れました。

普段から車には十分注意して歩いています。信号のある交差点を渡るときでも必ず右左折車の動きや運転者の顔を見て渡るようにしていますし、運転者が右左折だけに気を取られ歩行者への注意が薄れているようなときは、渡りたくないと思っています。できるだけ運転者の注意が歩行者に向いているだろうと思われる信号の変わり目に渡るようにしています。

それだけ気をつけているつもりなのに、すぐ目の前に車が来るまで気がつかなかったのです。その時はおじさんの右方向からの車が横断歩道を過ぎてから停止していたのです。だからその車がおじさんの左側にあり、おじさんの後ろ方向からの右折車が見えなかったし、右折車からもおじさんが見えなかったのだと思います。

もう随分昔のことになるのですが、横断歩道の上で信号が赤になったら、少し前に出て停止すればいいと自動車学校で習いました。その時に停止していた車も歩行者の横断に邪魔にならないように少し前に出て停止したのだと思います。

でもそれが歩行者と右折車の間の壁になったのです。停止していた車が背の高い車で右折車が普通の乗用車だと全く気がつかないまま出くわすことになるのですね。

歩行者として横断歩道を渡るときだけでなく、運転者として右折するときに横断歩道より内側に停止している車があるときには十分注意をしなければと思いました。

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