運動会の暑さから

2005年9月30日

「暑さ寒さも彼岸まで」とこの前に書いたのですが、今週になってからずいぶん涼しくなりました。先週までは夜中に暑くて目が覚めてクーラーをつけるのが日課のようだったのですが、26日(月)の朝は、寒くて目が覚め布団をしっかり掛けて寝たくらいでした。

今は夕方の6時前です。車の中でクーラーをつけずにパソコンを打っているのですが、全然暑くありません。昼間の日差しは結構強いと感じますが、暑さはずいぶんと和らいだように思います。日の暮れるのも早くなったし、本当に秋なんだなと感じます。

先週までは運動会の練習や準備などをしていても、とても暑くて、生徒たちにも水分補給をしっかりするようにと言っていたのに、たった1週間でこんなにも違うのかと今更ながら驚いています。

何年前だったでしょうか、とても暑い夏がありました。とにかく残暑が厳しく「今年は秋がこないのではないか」と言っていたことを覚えています。それでも彼岸をすぎると涼しくなり、自然はきちんとリズムを守っているのだと思ったことでした。

テレビ、ラジオは深夜でも放送を続け、コンビニは24時間の営業。暑い日本の夏にネクタイをしめ、真冬でもコートの下はノースリーブ。私たちの生活のリズムと自然界のリズムがいつの間にかずれてしまい、それが当たり前になってしまった。だから9月の残暑の厳しい頃に運動会をしても違和感を覚えないのではないでしょうか。

今年はクールビズのおかげでノーネクタイの人が増え、省エネの効果も高かったようですね。政府主導ということへの反対もあったようですが、理にかなったことだと思います。クールビズが自然のリズムを生かした生活の見直しへとつながればと、運動会の暑さの中で思いました。

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