築地の市場で行列

2005年2月23日

先日東京に行ったときのことです。おばさんがいろいろ調べていて、築地の市場を見つけました。丼やラーメンなど気を魅かれるものが沢山あったのですが、やはり寿司を食べようということになりました。いいなと思った店は行列のできる店だということだったのですが、とにかく行ってみることにしました。

市場の入り口でタクシーを降り、目的の店を探して探しました。午前6時40分に店に着いたのですが、その時点で25人ほど並んでいました。調べておいたもう1軒の店も行列です。ここまで来たのだからと思い最初の店に並びました。

どれくらい待たないと行けないのかなと思っていると、市場の関係者らしい二人の男性が「これだと1時間半待ちだな」と言いながら横を通っていきました。1時間半は大変だなと思ったのですが、行列の進み具合から見てその半分くらいだと思いました。

20分ほど経った頃にまた市場関係者らしい一人の男性が、「また物好きが並んでいる」というようなことを言いながら通り過ぎていきました。氷雨の降る中、朝早くから行列しているのを横目で見るのは楽しいだろうなと、人ごとのように思ってしまいました。

40分ほど並んで、やっと店に入ることができました。朝食に寿司を食べるだけならそんなに回転が悪くないと思うのですが、やはり飲みながら食べる人が何人かいました。おじさんも飲みたかったのですが、この日は昼に天ぷらの店を予約していたのでそれまでお預けにしました。

おじさん達は「おまかせ」で頼んだのですが、途中で横に座った常連らしい一人客は、ビールと刺身を注文していました。「おまかせ」でも充分満足できたのですが、隣の客の刺身がとても美味しそうで、今度来たらまず刺身で一杯やってから、好きなネタを注文しようと二人で話しました。

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