さぬきうどん その七(食い逃げ編)

2004年12月29日

先日、本州への旅行のついでに「がもう」に行きました。いつものように朝食うどんに合わせて、7時過ぎに高知を出発しました。瀬戸大橋を渡る前の四国側最終出口の坂出ICで高速を降り、11号線を高松方面に向かいコンビニの手前で左折して11号線から数百メートルの所に「がもう」があります。

朝は8時30分からのようですが、9時前には2,30人の客がいました。店に入ってすぐの左側でうどんを貰います。その先に天ぷらや油揚げがあるので好きなものをトッピングできます。そこでお金を払い、右に回ると大きな鍋で温められているだしとねぎがあります。3人がそれぞれ温かいうどんの小に一品トッピングして全部で510円でした。

この日は少し寒かったのですが、店の中には10人くらいしか座れないので、外のベンチで食べました。おじさんはおかわりをするためにまた店に入りました。今度は冷たいうどんを注文し、何をかけたらいいか尋ねると、後のテーブルにあるぶっかけのだしを教えてくれました。また外に出て食べました。どちらもおいしいのですが、おじさんはかけ汁で食べるよりも、こちらのぶっかけの方が好みです。

その後、先ほどのコンビニでお茶を買い、出発しようとした時におばさんが100円渡してくるのです。何のお金かなと思っていると、先ほどのおかわりしたうどん代というのです。そこで気が付いたのです。冷たいうどんにはどのだしをかけたらいいのかしか考えてなかったおじさんは、お金を払うことを忘れていたのです。もちろん、すぐに引っ返して払ったのですが、店の主人はいつものことというような顔で100円を受け取りました。

危うく食い逃げをするところでしたが、おじさんのようなおっちょこちょいは他にもいるのかもしれませんね。

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