スキャナの利用法

2004年3月28日

短針と長針がフォークとナイフの形をしているものなど、おもちゃのような腕時計をいくつか持っているのですが、電池がすぐなくなります。何回か交換すれば電池代の方が時計の値段より高くつくかもしれないのです。それに、去年まで住んでいた所では、時計屋もないのでたまに高知に出た時に交換するのですが、結構面倒でした。それで、もともと物を作ったりするのが好きなおじさんは、自分で交換しようと思っていたのです。数年前に東急ハンズで道具を見つけてからは自分で交換するようにしました。

腕時計の電池交換は、まず裏蓋をはずすことから始まります。そして電池交換となるのですが、もちろん時計屋さんのようにいろいろな電池をそろえているわけではないので、裏ぶたを開けて入っている電池を取り出し、同じ電池を買ってこなければなりません。そこで問題があるのです。目が遠くなると小さな字が見えないのです。小さなボタン電池に書かれてある、小さな小さな型番号の文字が読めないのです。そこでおばさんに読んでもらうのです。

先日は、「SR612SW」という電池でしたが、どこの店も全ての種類を置いているわけではないようで、見つけることができません。そこで、取り寄せてもらうことにしたのですが、調べてもらってもその番号がないのです。

おばさんも、そろそろ目が遠くなってきているので、間違って読んだのだと思いました。そこでスキャナの登場です。

以前、雑誌(「日経PC21」2004年3月号 日経BP出版センター)で読んでいたのですが、紙だけでなく立体もスキャナで読めるのです。立体の場合は布で覆って光が入らないようにすればいいようです。スキャナの解像度を上げて読み込んで、パソコンで拡大すると、「SR512SW」だったのです。でも、確かに「5」が「6」にも見えるような感じでした。

雑誌では発想しだいでいろいろな活用ができるとして、赤ちゃんの手形や、貝殻などのスキャンが紹介されていました。いろいろ試してみると面白いかもしれませんね。

なお、一度交換した電池は型番号と交換した日を記録し、2回目からはこんな苦労はしなくてもいいようにしています。

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