斜めに垂れ下がるブラインド

2004年2月29日

おじさんはレースのカーテンの代わりにブラインドを使っています。2連のカーテンレールの室内側は普通のカーテンで、もう片方をブラインドにしています。このブラインドは、もう10年以上、ひょうっとしたら15年以上使っているかもしれません。そのブラインドの左側がきちんと止まらずに垂れ下がってくるのです。この左側はおばさんが洗濯物を干すために、ベランダに出る所なのです。

だからおばさんはとても不自由していました。おじさんは、その原因はブラインドのヒモをロックする部分にあるのではないかと思って調整してみましたが、うまくいきません。

しばらくそのままにしていたのですが、ある日のことふとヒモを見てみると2本のヒモの太さが違うではないですか。だから、片方の太い方のヒモがロックされた時に、細い方のヒモは太い方のヒモとの直径の差の分だけ隙間ができてロックされなかったのです。使っているうちにすり減ってしまったのですね。

それに気が付いたおじさんは、ヒモの交換を考えました。でも、一度ブラインドをはずして、何枚もあるブラインドの羽の穴にヒモを通すのは結構な手間だなと、思いました。それでも、直さなくはならないと思って、ホームセンターにヒモを買いに行って、「アッ、そうか」と思いました。。

ブラインドははずさなくてもいいのです。しかもヒモは、今あるヒモにつないで引っ張るだけで交換できることが、簡単な図と共に説明されていたのです。そのつなぎ方も、結ぶと結び目が太くなって、穴を通らなくなるので、火であぶってヒモを溶かしてくっつけるのです。

実際にやってみると、つなぎ目が太くならないようにくっつけるには多少の技術が要りましたが、きちんとくっつければかなりの力にも耐えるようになったので、反対側から引っ張るだけでうまく交換できました。一般の家庭で使っているブラインドのほとんどがそうではないかと思いますが、2本だと思っていたヒモは、実は1本だったので、ヒモをつなぐ手間も一度でよかったのです。

もし、ブラインドが斜めに垂れ下がったり、ヒモが切れた場合などには是非試してみて下さい。

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